サンリオSF文庫<br> ザ・ベスト・オブ・J.G.バラード 〈1〉

サンリオSF文庫
ザ・ベスト・オブ・J.G.バラード 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784387851448
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

4
「強制収容都市」「六九型マンホール」「待つための場所」「音を取りのける男」「クロノポリス(時間都市)」「時間が語りかけてくる」「負担がかかり過ぎた男」の7短篇を収録。イギリス版を二分冊で出す予定だったが、一冊のみ刊行。すでに東京創元版で既訳のあるものばかりで訳もこなれていない印象が強く、この版での読書はあまりお勧めしない。序文代わりの「SFについての私見」があるのと、各作品にバラード自身のコメントがあるのが救い。どれも初期のバラードらしさが出ていて秀逸なのに、残念。2011/07/27

lico

3
【メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー(SF&ファンタジー読書会)】バラード自身による序文と解説が嬉しい一冊。作品自体は今でも読めるものばかりなので解説に興味がないならお得感は少ない。Ⅰとは言いつつ結局Ⅱが出版されることはなかった。バラードの短編全集が近々刊行されるためそちらでバラードの解説込みで完訳してくれれば嬉しいのだけれど。2016/09/07

ピクミン

1
バラードの短編はティピカルなSFらしいギミックを持った作品もいくつかあるので、長編とは一味違った雰囲気を味わえるのが面白い。最も好みだったのは「時間が語りかけてくる」で、無限に等しい時間、生命の限界、自我の終わりなど外の宇宙と人の内面との対比は世界の無常感や終末の寂寥感のようなものを感じて興味深かった。序文や各作品の解説はバラード自身の考えが載っているのは読み進めるうえで参考なる。一方で巻末のバラードについての解説は他作家を巻き込んだ批評などで横柄さが目立ち読後感を悪くした。2020/01/12

赤井流久

0
☆☆ あまりよくわからない。というか、面白いとは思えなかった。2013/08/22

miuk

0
SFMの追悼特集をきっかけに再読。2009/10/24

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