• ポイントキャンペーン

益川博士のつぶやきカフェ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784385365015
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

ノーベル物理学賞科学者の51のパンセ。

目次

野蛮人でいたい。
緊張感と、とことん向き合う。
麓から山を眺めて登頂ルートを考えているとき。それが僕にとっていちばん幸せな時間です。
ロマンは仕事の原動力。
失敗ありの人生は、とても楽しい。
忘れてしまいたいことなんてない。
恋愛は「偶然性と必然性の哲学」である。
いやいやしなければならないような仕事は、さっさとやめてしまいなさい。
「これが自分の進むべき道かもしれない」と感じるものがあったら、まず一歩、そこに踏み出してみる。
目標は間違っていたってかまわない。予測はたいがい外れるものです。〔ほか〕

著者等紹介

益川敏英[マスカワトシヒデ]
物理学者。専門は素粒子論。1940年愛知県名古屋市生まれ。名古屋大学理学部卒業後、同大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。名古屋大学理学部助手、京都大学理学部助手を経て、東京大学原子核研究所助教授、京都大学基礎物理学研究所教授、同所長、京都産業大学理学部教授、同大学研究機構長などを歴任。2008年ノーベル物理学賞受賞。現在は、京都産業大学益川塾塾頭、名古屋大学特別教授・素粒子宇宙起源研究機構長を務める。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

43
ノーベル物理学賞受賞者の益川さんのつぶやき集。元々「英語はしゃべれない」で通してノーベル賞までとってしまうキャラに注目していたが、やはり面白い。あっさり「英語は勉強した方がいい」といってしまうし、シンプルで力強い生活力をもっている「野蛮人になりたい」とか、「恋愛は必然性と偶然性の哲学」と論理も感覚も持ち合わせているようなことをいったり「いじめは大嫌い」と理屈をこねずに言ってみたり。いやいややっている仕事はさっさとやめる勇気も必要です、とも。少年の心をもったまま、苦労して大人になったような、両面性が魅力的。2020/07/04

pocco@灯れ松明の火

18
益川節:物理学者益川先生が、幼少期から読書家で雑学好きで平和主義で音楽好き。だからこそ、つぶやく言葉に響きとリズム。男のロマンもホンノリ感じる処もあり、そこが科学を追う益川流少年心よ!敬愛   >>>忠告:この本はtwitterの濫ツブヤキと違います!クラッシック曲と共にどうぞ。2012/09/08

栗羊羹

17
理系博士の人生訓…じゃない、こういう考え方はどうだろうか、もし失敗だったら、やり直せばいい…の、まさしく的を射た『つぶやき』です。失敗が楽しい、忘れてしまいたいことなんてない…だから、研究が続いたのですね。本の魅力にとりつかれたのは小学校高学年、近所に図書館ができたからだそうです。再び『モノつくりの国 ニッポン』への切なる願いをつぶやいていらっしゃいました。2021/09/20

yomineko@猫と共に生きる

14
I can't speak English! でノーベル賞授賞式を乗り切った益川博士のつぶやきは心に染みます。お父様が通信制の大学を出て苦労しながら博士に自分の好きな電気の話を繰り返しされていた事や、博士は子供の頃、勉強が苦手だったというお話もとても良かったです。2013/07/10

B.W.

14
益川博士のインタビューを再構成してまとめた本作。氏の科学者として哲学の綴られています。子供にはもちろん「世の中の動きに無関心な子どもを育てない」ためにも、教育に携わるもの、そして、親たちにも読んでほしい作品です。英語ができない氏が、「英語が大事」と言うのは、説得力があるのやら、ないのやら(笑)2011/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/642647
  • ご注意事項