出版社内容情報
言語研究において問題となる重要なトピックを扱った論文と、これからの日本語論に資する著者独自の「日本語系統論」を収録。
言語学の面白さ、ここにあり!言語研究において問題となる重要なトピック扱った論文と、これからの日本語論に資する著者独自の「日本語系統論」を収録。言語学を志す人、言語を愛好する人にとって真に役立つ参考図書。
内容説明
言語学の面白さ、ここにあり!世界の言語を眺めわたすと見えてくる風景とは?言語研究において問題となる重要なトピックとは?これからの日本語論に資する視点とは?言語学を志す人・言語を愛好する人にとっての、真に役立つ参考図書。
目次
第1部 言語と民族(世界の言語―その現状と未来;ヨーロッパの言語と民族)
第2部 言語の類型と歴史(言語類型論と歴史言語学;日本語と印欧語;語順の話;語順のデータベース;言語史にとっての60年;歴史言語学入門)
第3部 言語の構造と認知(数の文法化とその認知的基盤;言語研究と「意味」;言語現象における中心と周辺;能格性に関する若干の普遍特性)
第4部 日本語・日本人のルーツを探る(イネ・コメ語源考;イネ・コメの比較言語学;私の日本語系統論)
著者等紹介
松本克己[マツモトカツミ]
1929年長野県生まれ、東京大学文学部言語学科卒。金沢大学、筑波大学、静岡県立大学教授を経て現在、金沢大学、静岡県立大学名誉教授、元日本言語学会会長。専攻は、歴史・比較言語学、言語類型論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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