ある日、化学物質過敏症

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784385361314
  • NDC分類 916
  • Cコード C0077

内容説明

ある日、突然の激しい頭痛とめまい。逃げ場のない拷問の日々がはじまった。知らないうちに、体に蓄積された化学物質の毒。苦しい日々の支えは、この本を書くことだった。家族愛に支えられてたたかった7年間。

目次

発症
テンペラよ、お前もか
絵の具の攻撃
原因不明・治療法なし
近所の新築工事
アパート探し
どこへ行けばいいの
施主への要望書
その後のてんまつ
アトリエ行き〔ほか〕

著者等紹介

山内稚恵[ヤマウチチエ]
京都府在住。画家。1995年夏、油絵の下塗り作業中に化学物質過敏症を発症(当時74歳)。その後、次々と新しい化学物質に反応するようになる。大学病院を含む3つの病院を受診したが、「原因不明・治療法なし」で推移するうちに、外出も不可能になる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貧家ピー

3
思っているより怖い。身の回りは化学物質だらけ。 パートナーが発症すると、具合が悪いと言われても近づけない。 移動が難しくなるので、1都道府県に1つは病院が欲しい。2006/11/13

かばこ

0
こんなに化学物質に囲まれて日常生活を送っていたとは衝撃的な内容でした。有機野菜も完璧ではないんだと痛感。電磁波アレルギーの友人はいるが、作者のようにある日突然そして、反応する化学物質が増えている現実を受け入れるのは容易なことではないと思った。

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