出版社内容情報
わが国の言語研究を開拓してきた碩学の、文字に関する全論考を集成。文字の本質とは何かという根本問題に正面から取り組んで、現代の文字研究に新時代を築いた河野文字論の全貌をここに明らかにする。
内容説明
わが国言語研究を開拓してきた碩学の、文字に関する全論考を集成。文字とは何かを正面から考察した唯一の書であり、来たるべき科学的文字研究の出発点となる書。
目次
第1章 文字の本質
第2章 六書について
第3章 諧声文字論
第4章 転注考
第5章 仮借論
第6章 漢字論雑考
第7章 隣接諸民族語における漢字の適応とその発展
第8章 アルファベットの発生
第9章 ハングルとその起源