内容説明
スティーヴン・キングはいう―「短編小説は暗がりに見知らぬ人から受ける、つかのまのキスのようなものだ」シカゴのやくざたちの結婚式で演奏したジャズ・バンドの災難『ウェディング・ギグ』、300年前の鏡台の鏡の片隅に映る謎の影『死神』、奇怪な霧に閉じこめられた人々の動揺と冒険を描く中編『霧』など、恐怖小説の王者が贈る、全米ベストセラー第1位快走の最新短編傑作集『骸骨乗組員~スケルトン・クルー』からの第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくらに甘雨
6
映画「ミスト」の原作。映画はラストが衝撃的で物議をかもしたけれど、原作もなかなかのバッドエンド。絶望の種類が違う、ということかな。読み終わってホッとした。終わりが来ないようでおそろしい。2015/05/29
三平
5
初スティーブン・キング。短編は特筆すべきものはなかったんだが、中編の「霧」が面白かった。西洋的なパニックモダンホラーで映画的。読者を作品の世界にのめりこませる。宮部みゆきや小野不由美がキングのファンだと言ったのも納得。他の作品にも挑戦してみたい。2014/03/20
rukakk
5
どの話もオチが割と難解で読解に時間が掛かった。中編の霧は映画版とは謎の原因が異なっていてキング先生らしい締め方かなあとしみじみ感じた。2011/04/30
トムトム
4
霧・怖い。濃い霧、何がいるか分からないから怖い。2019/07/17
megu
4
「霧」があまりにも怖かった。
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