出版社内容情報
管理者は、あらゆる問題にぶつかり、それを予測し、解決しなければならない。そのためのラショナル・プロセスの体得法、使い方（思考から実践まで）のすべてを、実例を入れてわかりやすく説く。●序文/第一章 ラショナル・マネジメントの諸前提/第二章 問題分析（原因究明）/第三章 問題分析の応用（原因究明の応用）/第四章 決定分析（選択決定）/第五章 決定分析の応用（選択決定の応用）/第六章 潜在的問題分析/第七章 状況把握（状況分析）/第八章 人の業績に関する問題の管理（注）/第九章 組織にラショナル・プロセスを定着させる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
58
問題分析、決定分析、潜在問題分析、状況分析。４つの思考：何が起こっているか、どうしてそうなったか、どういう処置を取ればよいのか、将来どんなことが起こりそうか。p127絶対目標(must)と希望目標(want)。「誰が競技に出るかは絶対目標、誰が勝つかを決めるのは希望目標」p129複数案p135重み付け。p343組織重視、個人重視。2014/03/25
Tai
12
普遍的な技術と活用する心構えが詰まってる。／社会で必要なことはあらゆる生活面で全面的なチームワークではなく、必要な時に最も生産的になる活動に限った、選択的で機能的なそれ／1問題解決の技術を持つ2その技術で問題解決した経験3解決時の見返り4失敗を恐れない、これらの条件が揃わなければ人間は問題を解きも探しもしない／従業員の将来の生き方を会社が決めるべきではない。現在の決定が将来の条件にどんな影響を及ぼすかを調べ、悪い結果が出そうならそれを回避する手を打つべきなのだ／人の扱いは公平かつ妥当なでなければならない。2021/05/05
KAZOO
5
管理者のための研修本だと思います。ケプナーとトリゴーというアメリカの学者が開発した手法でかなりわかりやすいとは思います。課長研修などで最初にこの本を読んでもらい、あとで数人に分かれてケーススタディなどを勉強するとかなりいのではないかと感じました。ポイントの図表がプラスチック版で付録についているのがいいですね。常に参照できます。2014/05/20
satomohiko
1
問題が発生した時にどう対応すべきか。実際に対処方法を知っている方知らないかで大きな差がつく。知らなければ、考えがまとまらず何にも手が付かない。本文はＰＡ.ＤＡ.ＰＰＡ.ＳＡと基本的な技法と、それを実際にどう活用したかの事例が列挙されている。いずれにしても、まずは小さな問題から試しに使ってみよう。2014/05/02
こやじ
0
読めば納得、でも普段使えないのはなぜ？2015/09/27
