内容説明
コンクリート堤の水辺に、橋のたもとに、アスファルト路の交差点に、マンホールの刻印に、鉄路の曲がり角に、プラットフォームの階段に、街角の舗道に、超高層の谷間に、路地の先の公園に、住宅地の石塀の陰に、学舎の窓辺に、給水塔の足元に…忘れかけた「東京」が佇んでいる。明治の古写真から近影を交えて、近代東京100年の「時の旅」へ誘う、一冊。
目次
1 東京改造計画の挫折と震災復興
2 東京の水、動脈と静脈の年輪
3 東京鉄道物語
4 緑と水の回廊
5 「東京」と住むかたち
6 建築モダニズムの光芒
著者等紹介
芦原由紀夫[アシハラユキオ]
コピーライター、広報コンサルタント、企画編集事務所主宰。少子高齢社会の都市と生活文化を軸に地域振興計画、健康長寿のまちづくり計画、コミュニティ事業開発等に携わる
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