内容説明
「ひとつ面白い話をしてあげようか」(ディジー・ガレスピー)。「ニューヨークに芸者はいるのか?」(デクスター・ゴードン)。「風邪を引かれて、それでオマエに訴えられでもしたら、堪ったもんじゃないからな」(マイルス・デイヴィス)。愛すべきジャズメン50人の素顔のストーリー。
目次
アート・ブレイキー―ブレイキーには気をつけろ
アート・ペッパー―不遇を託った幸福者?
アーマッド・ジャマル―マイルスを取るか家族を取るか
アルフレッド・ライオン―茶目っ気たっぷりな世界一のプロデューサー
ウイントン・マルサリス―ジャズより得意
ウエイン・ショーター―宇宙と交信できる
ウォレス・ルーニー―マイルスに一歩でも近づきたい
ウディ・ショウ―懺悔してもしきれない
エリス・マルサリス―キャリアより家族を愛する名伯楽
エルヴィン・ジョーンズ―車は代わりがいくらでもある〔ほか〕
著者等紹介
小川隆夫[オガワタカオ]
1950年、東京生まれ。東京医科大学卒業。1981~83年のニューヨーク大学大学院留学中に、アート・ブレイキー、マルサリス兄弟などのミュージシャンをはじめ、主要なジャズ関係者と親交を深める。帰国後、音楽(とくにジャズ)を中心とした評論、翻訳、インタヴュー、イヴェント・プロデュースを開始。レコード・プロデューサーとしても数多くの作品を制作するなど、音楽活動を本業(整形外科医)以上にこなす。また、ジャズだけでなくロックやポップスにも造詣が深く、幅広いジャンルのコレクターとしても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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