内容説明
むかし、かあさんのいうことをきかない、あまがえるのこがいました。このこはだいのへそまがり。かあさんがなにをいっても、はんたいのことばかりしていたのです。韓国の有名な昔話を絵本にした作品。「2005年少年韓国日報優秀賞」「2006年韓国出版文化大賞」を受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
26
梅雨になって、近くの図書館の絵本コーナーに梅雨にちなんだ絵本が展示してありました。この絵本は、韓国の絵本で、とてものびのびした絵が印象的でした。かえると雨、日本人と同じように感じるのですね。2017/06/11
ume 改め saryo
25
韓国の昔話(^^) 物語としてはもうひとつかな。 絵が個性的で気に入って手に取りました。 カエルと雨をセットで考える国は、アジアでは多いみたいですね(^^) ある国では、神格化までされているそうですね。 日本でもそれ以外に、子だくさんを願ったり、交通祈願だったり、カエルさんは人気者ですね(*^0^*)/2014/03/04
kanata
21
韓国の昔ばなし。あまのじゃくなカエルの子は、病死した母のお墓を、母のいいつけどおりに川辺に作る。しかし、母は子のあまのじゃくを見越してそう言い残したのであり、本当は、川辺ではなく山に墓を作ってもらいたかったのだ。そのせいで雨が降ると、毎回川辺の墓が流れてしまうか心配で泣いてしまうカエルの子。アマガエルがなぜ雨が降る前に鳴き出すのか、について考える本。2018/07/16
たーちゃん
18
息子は表紙を捲ったところの絵を見て「この絵、まだ途中じゃない?」と言っていました。2023/03/22
マツユキ
15
何故、アマガエルは泣くのか?と、韓国の昔話。いつも反対の事をする我が子に、お母さんは…。元気いっぱいの良い絵で、憎めませんが、お母さんの苦労を思うと、辛い。そして、この結末…。落ち込むよ。2022/06/09