幻冬舎新書<br> 植物のあっぱれな生き方―生を全うする驚異のしくみ

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幻冬舎新書
植物のあっぱれな生き方―生を全うする驚異のしくみ

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983076
  • NDC分類 470.4
  • Cコード C0295

内容説明

充分に成長できる環境が整わない限りは、うかつに芽を出さない。暑さ寒さをタネの姿で何百年も耐える。いざ芽生えたら、全体に光が当たるように、群落の端は背が低く、真ん中は背が高くなる。よりよい花粉を運んでもらえるように、色や香りの魅力を磨いて熱心な婚活を展開。同じ株の花粉では受粉しない。子孫を残したら、自ら潔く散る―どんな逆境でも与えられた命を生ききるための、驚くべきメカニズム。植物たちのあっぱれな一生を楽しく解説。

目次

第1章 ひと花咲かせる日を夢見て
第2章 ひと花咲かせたあとの大仕事
第3章 婚活のための魅力づくり
第4章 実り多き生涯のために
第5章 保険をかける植物たち
第6章 次の世代に命を託す!

著者等紹介

田中修[タナカオサム]
1947年京都府生まれ。京都大学農学部卒業、同大学大学院博士課程修了。スミソニアン研究所博士研究員などを経て、甲南大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

俊介

18
植物の生態を人間の婚活に置き換えた本。と言いたくなるくらいとにかくよく婚活で例えようとするのはなんかツボだった(ちょっとくどいほど…)。確かに植物は繁殖活動がメインで、いかにしてそれを実現するか、の巧みな戦略には驚かされる。ほんと植物には驚きと不思議がいっぱい。。それにしても「ウミショウブ」という植物は知らなかったな。沖縄の海、真夏の大潮の日にだけしか会えない、雄花と雌花…。まるで織姫と彦星ではないか(年1ではないみたいだけど)。2020/05/30

Yuichiro Komiya

14
成長する条件が整うまで種のままで過ごす、単位面積当たりの受光量を最大化するため、茎を光の方にむける、など、植物の生存戦略を紹介。2017/11/17

アイス1億円

10
動かない植物の強さ。ぐーたらだから動かないのではなく、動かなくても生きていける性質を持っている。植物の多機能性に感心することしきり。人間に応用したら動かないでも生きていけるようになるのかなあ、なんて考えました。2015/06/25

いっち〜

7
キンドルセールで購入。理科系の読み物としては分かりやすく、幅広い話題を扱っている割に光合成などの学校で習ったことの範囲から化学物質等のちょっと専門的な話にまで上手く誘導してる辺りに著者の知識量と説明力が伺垣間見える。植物の生態や行動を人間に置き換えたり、人生訓のように落とし込んでいるのも面白い。しかし、様々な性質を駆使して生存のための競争と調和を同時に行っている植物は単純にすごいと思う。植物に限らず、こういう研究をする人はきっと知識欲の他にも研究対象への敬意が根底にあるんだろうと感じさせられた。2017/12/14

さきん

7
動物は動きまわることができるのに対し、植物は動き回らないことが特徴としつつ、植物は「動きまわることができない」のではなく、「動き回る必要がない」のだとしている。そのうえで、動物が動きまわる目的を、食べ物を探し求めるため、生殖の相手を探し求めるため、自分のからだを守り次の世代へ命をつなぐための三つとし、植物が動きまわることなく、実に巧妙なしくみでこれらの目的を成就しているさまざまな実例を紹介してくれている。  2015/07/12

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