出版社内容情報
遺産は少ないほど揉める。
絶対トラブルになるケース──
●兄弟の中で一人だけ親の介護をした。
●親の不動産を共有名義にした。
●親の家のローンが残っている。
●嫁同士の仲が悪い。
etc.・・・・・・
内容説明
相続の恐怖といえば相続税と思いがちだが、納税義務が生じるのは資産1億円以上を持つ4パーセントの人たちだけ。本当に怖いのは人の本性がむきだしになる遺産分割であり、これは財産が少ないほど深刻な諍いを引き起こす。一つの土地を兄弟の共有名義にしたことで始まる悲劇、親の死後、判明した異母兄弟との争い―。生前の準備不足が兄弟姉妹を絶縁へと至らしめる。まずは親が死ぬ前に関係者で財産情報を共有すること。会計のプロが自らの体験をもとに相続の基本を指南する。
目次
1 相続と介護―介護の値段はいったいいくら?
2 相続と借金―引き継ぐのは財産だけではない
3 相続と嫁姑問題―子供がいない夫婦の悲劇
4 行方不明の相続人―親族みなの連絡先を知っていますか?
5 相続と隠し子―どこかにもう一人の子供がいたら
6 遺言偽造疑惑―遺言はいつどこで開封すべきか?
7 相続と不動産1―家は本当に財産なのか?
8 相続と保証人―法律上の地位を引き継いだとき
9 相続と不動産2―家はどうやっても分けられない
10 相続と税金―1億円以上の財産があったら
11 相続と家族―生きているうちに死と向き合う
著者等紹介
平林亮子[ヒラバヤシリョウコ]
公認会計士。1975年千葉県生まれ。お茶の水女子大学三年次在学中に公認会計士二次試験に合格。卒業後、太田昭和監査法人(現・新日本有限責任監査法人)に入所。公認会計士三次試験合格後、独立。現在は、経営コンサルタントとして事業承継や相続全般に関するアドバイスを多く行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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