幻冬舎新書<br> 凡人として生きるということ

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幻冬舎新書
凡人として生きるということ

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  • サイズ 新書判/ページ数 178p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344980891
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

内容説明

世の中は95%の凡人と5%の支配層で構成されている。が、5%のために世の中はあるわけではない。平凡な人々の日々の営みが社会であり経済なのだ。しかし、その社会には支配層が流す「若さこそ価値がある」「友情は無欲なものだ」といったさまざまな“嘘”が“常識”としてまかり通っている。嘘を見抜けるかどうかで僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる。自由な凡人人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。

目次

第1章 オヤジ論―オヤジになることは愉しい
第2章 自由論―不自由は愉しい
第3章 勝敗論―「勝負」は諦めたときに負けが決まる
第4章 セックスと文明論―性欲が強い人は子育てがうまい
第5章 コミュニケーション論―引きこもってもいいじゃないか
第6章 オタク論―アキハバラが経済を動かす
第7章 格差論―いい加減に生きよう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナマアタタカイカタタタキキ

63
押井守監督のエッセイ。他の著書のタイトルからも、もっと刺激的な事が書かれていると思いきや、とても慎重な言葉選びで、寧ろ優しく諭すようだった。表題にある凡人とは監督自身も含んだ広い定義のものであり、私たちが支配層の思惑から逃れ自由に生きるにはどうすれば良いか、という内容。まず本能を修復する。情熱の炎を絶やさず、自分の美学を貫く。勝負を恐れず社会の中で行動することで、それに賛同する仲間を得る。後は適度に頑張る。そんなところか。文明化の負の側面に関しては興味深かった。この辺に自分固有の原動力を得るヒントがある。2020/05/13

佐島楓

61
押井監督のスタンスが大まかにわかって興味深かった。ある程度年齢を重ねて大きく傷つかないと、人は成熟しないし、自分というものも獲得できない。2016/02/25

きみたけ

53
著者はパトレイバーや攻殻機動隊でお馴染みの押井守監督。アニメーション界の鬼才が、人生をしたたかにしなやかに生き抜くための哲学を説いてます。 「どんどん失敗せよ、失敗したら敗因を分析して二度と同じ過ちは犯さないようにする」この考えに大賛成です。うちの子供たちにも言ってます。「最後は死ぬまで勝負を諦めなかった人間が最後に笑う」も奥深いです。 「人生は常に何かを選択し続けることであり、そうすることで初めて豊かさを増していくもの。選択から逃げているうちは何も始まらない」何事にも挑戦し続ける姿勢が大事ですね。2021/05/15

akira

30
Kindleにて。 セールにて気になった一冊。押井作品は結構多く見ていて好きなものも多い。本書はスカイ・クロラの映画封切前に出た一冊。賛否両論とくに否が多いのは作品の購買層が読者である所以かなと。 なぜか続いている読書感想。自分の動機は読んだときの印象の記録と好きな一節の記録なのだが、10年経ってもなぜか楽しい。これがなにかの役に立つとは思わないけど、趣味としては上出来だなと。 「映画を見たら感想を必ず大学ノートに記した。どんなにつまらない映画でも、それだけは欠かさなかった」2021/09/19

naji

28
あとがきに集約してある通り、物事の本質をみる力を培っていかなければいけない!社会とのつながりをもち日々格闘していく、だが時にはいい加減の心も忘れずにですね。もっとコトバの意味を汲んで、大切に使っていきたいと感じた。2016/09/29

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