幻冬舎新書<br> 大人のための嘘のたしなみ

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幻冬舎新書
大人のための嘘のたしなみ

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344980082
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0295

内容説明

「嘘つきは泥棒のはじまり」と言われるが、我々の暮らしから嘘をなくすことなどできない。多くの嘘は、様々な人間関係において余計な波風を立てないための「大人の知恵」なのである。本音だけで生きようとすれば、無用な衝突を繰り返す。ささやかな嘘を上手に使うことで、自分も相手も気持ちのいい時間を過ごせるのだとしたら―。波瀾万丈な半生の中で多種多様な嘘にまみれてきた著者が、嘘の功罪を独創的な視点で綴る、現代人必読の書。

目次

第1章 嘘は悪いものとは限らない(嘘は社会生活に不可欠なもの;そもそも嘘とは一体なんだろう? ほか)
第2章 嘘といかにしてつき合うか(生きている環境でつく嘘は違う;嘘をつく際に気をつけること ほか)
第3章 こんな嘘は許されない(希代の大嘘つき・金正日;博打と金、そして嘘にも人間性は表れる ほか)
第4章 私を唖然とさせた嘘つき、そしてロクデナシ(写真を見せられたら疑え;騙されたほうもロクデナシ ほか)

著者等紹介

白川道[シラカワトオル]
1945年生まれ。作家。一橋大学社会学部卒業後、広告代理店勤務、株式投資顧問会社経営などを経て、94年『流星たちの宴』でデビュー。自らの体験を元に、バブル期に株の世界で生きた男たちの大勝負を描き、ハードボイルドの新旗手として注目を集める。2001年に刊行された『天国への階段』(幻冬舎文庫)はテレビドラマ化もされ、大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

55
「嘘」について著者の考えが書かれている前半はちょっと退屈だったが、実体験でのエピソードが書かれている後半は、無頼派作家らしい内容で中々興味深かった。 2019/12/06

カピバラ

18
嘘をウソと認めてしまえば、楽に生きられるのかもしれないな…。この世は嘘にまみれているけど、それが正常なんだろうなあ。2014/06/17

雨巫女。@新潮部

14
《私‐図書館》嘘ってついては、いけないでしょうが、嘘をついた方がいい時もあります。ケースバイケースだと思います。2011/04/08

和草(にこぐさ)

8
嘘のたしなみ。大人になるには嘘をたしなむ。ついてもいい嘘、悪い嘘。作者の嘘に纏わる話し。テーマが区切られていて読みやすかった。2013/12/17

キニマ

4
いろいろと嘘の世界を彷徨った筆者が晩年になり、嘘というものを見直すというのが主な内容です。筆者の体験した負の世界が描かれており、我々が生きている世界の普段感じることのできないの世界を本の中で体験することができました。2017/04/09

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