幻冬舎エデュケーション新書
地球外生命体―宇宙と生命誕生の謎に迫る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344979543
  • NDC分類 460
  • Cコード C0295

内容説明

“第2の地球探し”の大プロジェクトが世界中で本格化する中、生命が宿る可能性のある星が太陽系の外側で次々と発見されている。つまりは、この宇宙の中で我々は特別な存在ではないのかもしれない。果たして、最初の生命は宇宙で生まれたのか、地球で誕生したのか。地球の外にも生命は存在するのか。最先端天文学にたずさわる著者が生命誕生の謎をひも解き、系外惑星探査の最新動向をわかりやすく解説する。

目次

序章 宇宙生命への遙かな想い
第1章 宇宙の歴史と元素の起源をたどる
第2章 生命とは何か
第3章 太陽系に地球外生命は存在するのか
第4章 次々に見つかる太陽系外惑星
第5章 第2の地球発見を目指して
終章 つながる生命

著者等紹介

縣秀彦[アガタヒデヒコ]
1961年長野県生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター普及室長。専門は天文教育(教育学博士)。東京大学附属中学・高校教諭を経て現職。日本天文学会天文教材委員長、日本科学教育学会理事、日本サイエンスコミュニケーション協会副会長、天文教育普及研究会会長などを歴任する他、テレビやラジオ等でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tαkαo Sαito

84
宇宙好きの方にはとても良い本です!みなさんは地球外生命体はいるとおもいますか?私は絶対に宇宙のどこかにいると思います。私たち太陽系は個性豊かな惑星がたくさんあり、個性豊かな太陽系ファミリーです。しかし、宇宙には銀河が1000億個以上あります。いつの日か、宇宙の秘密が分かる時が来てほしい。ここで一つ、この本で好きなフレーズに「遠い夜空を眺めるとき、私たちの目の前には、自身の存在を早く知ってほしいという近傍の系外惑星『第2の地球』に住む知的生命体の願いが、どこからか発せられているような気がしてなりません」2015/06/03

セレーナ

9
アミノ酸がこんなに重要な物質だったとは思わなかった。宇宙の神秘を知る為に忘れた化学をやり直したいと思った。原子モデルとか全く記憶の彼方なので。ボイジャーやカッシーニなどの懐かしい探査機の名前や成果を知れて良かった。2022/02/19

yo

8
「宇宙を知ることは自分を知ること」。地球外生命体がどこかにいるのではないかということでずっと研究し続けている人々の成果をうまくまとめている。現状は地球と酷似した環境を持つ惑星を探すというところで、それっぽい惑星は見つかっている、というところらしい。極力平易な言葉遣いを心がけたのだろう、ド文系の自分にもそれなりにわかるように書かれていてありがたかった。しかも、著者のワクワク感がすごく伝わってくる。顔知らないけどめっちゃ笑顔なんだろうなあ。2017/07/19

jazztronauts

3
タイトルのインパクトにグッときて購入。地球外生命体の”存在”について科学的な根拠を期待したけど、中身はアストロバイオロジーに関する内容。宇宙、地球、生物の起源・・・、そしていよいよ本題の地球外生命体かと思ったら、超ぼんやり。うーん、読みたかったのはこれじゃない感。宇宙や地球の起源、生命の宿る条件についてわかりやすく書かれてるので、おもしろいんだけど、とりあえず、タイトルとサブタイトルは入れ替えたほうがいいと思う。2016/05/23

GASHOW

3
空想科学読本的な、地球外生命体の話を期待していましたが、、。地球のような環境の星がある可能性あると思う。setiをはじめたのは1960年から。探し出して半世紀しか経っていない。我々の存在は、フラッシュのような短い歴史の出来事でしかないんだな~と。2015/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9496130
  • ご注意事項