内容説明
問題児扱いするのは大間違い!好きなことに並外れた力を発揮できる発達障害児は、将来大きく輝ける!カギを握るのは「6歳まで」の教育。全国50カ所で児童発達支援スクールを運営する著者が教える発達障害児の潜在能力を引き出し、社会で活躍する人物に育てるためのヒント。
目次
第1章 「発達障害」は「障害」ではない
第2章 「6歳まで」がポイント 発達障害児の未来を左右する幼児期の教育
第3章 発達障害児の潜在能力を引き出す 家庭での過ごし方
第4章 「訓練」ではない発達障害児教育を目指す 幼児教室の取り組み
第5章 もしも「発達障害」という言葉がなかったら―教育の新時代へ
補章 「発達障害」について知るべき5つの現実
著者等紹介
大坪信之[オオツボノブユキ]
株式会社コペル代表取締役。1963年福岡県生まれ。大学卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてシステム開発や営業業務に従事する。自身の子育て中の経験から幼児教育に興味を持ち、1994年に徳育教室(現コペル)を設立。幼児教育コペルの運営を通じて、子どもの心の教育を志し、様々な研究に取り組んでいる。全国各地で子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動なども多数実施。福岡大学人間関係論非常勤講師、一般社団法人徳育学会会長、日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
25
割とアッサリしている本です。ビキナー向けというか。ただ、これを実践して評価されている団体が既にある、ということに驚きました。まさに、コレ!私がここで育ったなら、もっと若い頃から前向きになれたかな。なお、物凄く人間社会で苦労した結果、悩んで悩んで割と平和に過ごせている私の今。これを困っている若者に伝えてあげたいという気持ちはあります。自分で考える人は、現代社会では行きづらい😣2022/03/19
トムトム
19
割とアッサリしている本です。ビキナー向けというか。ただ、これを実践して評価されている団体が既にある、ということに驚きました。まさに、コレ!私がここで育ったなら、もっと若い頃から前向きになれたかな。なお、物凄く人間社会で苦労した結果、悩んで悩んで割と平和に過ごせている私の今。これを困っている若者に伝えてあげたいという気持ちはあります。自分で考える人は、現代社会では行きづらい😣2022/03/19
マカロン
3
キラキラの目のかがやきが、脳の発達を促す テレビなどでは、かがやきは現れない2019/02/13
key
3
目新しい情報はなかった。 でも、発達障害児が特性によりできないことを無理にさせようとし、健常者に合わせようとすることは、ウサギを泳がせ、アヒルを走らせることと同じだという例えにハッとした。 アヒルの水掻きをすり減らすことのない関わりをしなければならない。2018/12/03
みみ45
2
17歳の発達障害児を育てていますが、高校生になり、自我ができてきて、自分の特性を彼が理解してからはだいぶ楽になりました。高校をどうするか、を決めるまでがつらかったかなあ。。。 彼は5才から療育をしていますが、今の診察まで6か月。。。というのには、閉口してしまいます。。 普通より手はかかりますが、確かに障害とはちがう。。 多様性を尊重し、発達障害も個性といえる時代がくるといいなあ。と思います。2019/07/21