幻冬舎ルチル文庫<br> 天使の啼く夜

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幻冬舎ルチル文庫
天使の啼く夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344808409
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

21歳の伊佐秀和は、女に追い出された日、田宮知則に拾われる。人材派遣会社を経営する田宮と同居するかわりに、行儀作法を叩き込まれる伊佐。目的を知らされず面白くない伊佐に、顔のよい男なら誰でもいいと田宮はそっけない。苛立つ伊佐は田宮を組み敷き身体を繋ぐ。やがて田宮の悲壮な決意を知り、伊佐は次第に田宮に惹かれていくが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那義乱丸

21
2巻を先に読んでとても気に入ったので1巻と3巻も購入。伊佐が田宮に惹かれていくのはよくわかるけど、田宮はいつの間に?という疑問が消えなくて。もしかして私の読解力が足りないからかと思いつつここに来たらみなさん同じ疑問を持たれているので安心した(笑)伊佐が天涯孤独だから何かあっても問題ないという基準で彼にこの役目を負わせた田宮って結構酷いと思うんだけど、だからなおさら田宮が伊佐に惚れた理由と経緯を納得させてほしかったな。復讐劇もあっさりで物足りなく、好きな系統の話だけにもっとじっくり読みたかった。2013/03/17

メイ&まー

20
天使シリーズその1。うーん・・・やっぱり高岡さん作品はちょっと苦手。復讐ものだけれど作者様曰くあまりドロドロに走らずに仕上げているとのこと、私は割とそのドロドロが読みたかったなあ^^;コンパクトに収められてるからか、伊佐も田宮もお互いに惹かれあうまでの過程が薄い感じがしてしまった。ラストは伊佐が太陽の下で笑ってて安心したかな。いきなり毒気が抜けちゃった感じもするけれど(笑)。次巻以降どんな風に展開するんだろう。2011/01/11

辺辺

18
積本崩し。う~む、いつの間にか好きになったのかよ~わからんかったな。もう少し心情描写があって欲しかったな。事件性もあっさりで物足りなさを感じる。絵師・奈良千春さんのこの頃の絵シリアス寄りで個人的にあまり感動を覚えないのだがな。2006年頃か、色気有り余って、全体の構造はまだ手を付け加える余地が残ってる感じかな?てか、奈良さんっていつ商業デビューしたのだっけ?後で調べてみようかな←悪趣味、笑。 2019/09/20

ムック

17
田宮は伊佐のどこに惹かれたのだろう、そしていつの間に?あの自分のために無鉄砲になれる所が良かったのかなあ…。奈良さんの挿絵はとても美しくて素敵。2012/11/11

きょん

16
成育歴に同情の余地はあるものの、ロクデナシの攻めの更生モノとしては良い感じ。ただ、田宮さんの感情の変化が私も分かりません。893がらみでも復讐を諦めずにいる芯の強いプライドの高い男なら強姦まがいの始まりで惚れたとは思いにくいしなあ。そして、結局裏社会の人に全部かた付けてもらいましたってのは、今までこだわってたのは何だったの!?って感じ。とりあえず、次へ行きます。2013/08/27

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