内容説明
自分の美貌を武器に生きてきた神崎菜央は、持ち前の性格が災いしてトラブルに巻き込まれがち。ある日、刺されそうになったところを助けてくれたエリート然とした男に、数ヵ月後本当に刺された菜央は再び助けられる。身体目当てか、と疑う菜央に「ガキは興味ない」と言い放つ男は、大手暴力団の幹部・室生龍壱で…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
16
数年前にフェアで買った本。ヤクザモノだけどハードさはさほどなく楽しく読めた。ただ、攻も受も比較的あっさり相手を好きになってるのが少々物足りない。攻の室生はわりと私の好みなので菜央が惚れるのもわかるけど(どんな理屈だ!)、室生の方は今一つ説得力に欠けるような。室生ほどの男が堕ちるのにはもっと強い根拠が欲しかったところ。もしかしたら続編ありきの配分だからかしら?1作目ということで今後の主人公となっていく人物たちが出ていて誰もが個性的。どちらのカプにも興味を引かれるが、続編3冊買うかどうかは迷い中(笑)↓に続く2015/08/30
Romi@いつも心に太陽を!
10
Killing me softly〜♪懐かしの曲が勝手に甦ります(笑) ジゴロって響きもなんだか懐かしい・・・テンプレな展開だけど、攻めがなんともかっこいい。こんな男に甘やかされたらたまりませんな!(笑) 読みやすかったけど、物足りなさはない腹八分目な満足感^^2011/10/17
じぇい
8
電子に買い換えて再読。菜央が超美形っていう設定。金ひかるさんのイラスト好きなんだが顔しかとりえがない程の美形っていうのとはちょっと違うかなと。甘みが薄いせいか読んでは手放しを繰り返しとうとう電子購入。ラストもわかっていて、シリーズも終わっているので読むのがラク。私はすぐ飽きるので長さもちょうどいい感じ。2014/05/20
天使を愛するアカウント
6
大手暴力団ナンバー3・室生×美貌が自慢の三流ジゴロ・菜央。ルチルのフェアで購入。シリーズ全4作中の1作目なんですね。結構薄めだし、ヤクザものだしテンプレかな?と思って読み始めたものの予想以上に面白かったです!なんだかんだすれてない菜央がかわいいし、素直になれないけど不器用な優しさが見え隠れする室生もよいvすっかりくっついた気でいたら、え?なぜ?とハラハラするところもあり、最後まで飽きずに読めました。脇の橘×彗も、響×優哉先生も気になるので、4作目まで読みたいです♪2012/06/21
小雀✡ずーっと積読減強化月……
4
『取り柄は顔だけ』で勝気・強気な三流ジゴロの菜央クンが切ない。 室生が自覚無しで最初からは堕ちてるのがいいよね。 シリーズ続編で他カップリングの進展ぶりに期待しようw2014/07/28