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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
20
森博嗣の小説を読む前に腕ならしのために、漫画を読んだのだが、どうやら失敗だったようだ。浅田寅ヲ氏の絵が頭にこびりついて離れない。案外、ミステリーというものは視覚化されていないから恐怖を感じず読めるのかもしれない。あぁ…すでに恐怖を植えつけられた状態で、小説の『すべてがFになる』を読むことが果たしてできるのであろうか。昨日読んだのに、まだ頭の重さがとれないのは、この本のせいだ。時間を空けて小説は挑戦しよう。2012/04/16
とも
19
★★★★期待に違い楽しめた。理科系推理という範疇ではあり、確かに数理色が濃い内容ではあるが、それよりもプロットと読みやすさ、展開と人物描写と、十分に楽しめる内容である。最後のどんでん返しに次ぐどんでん返しも圧巻で、次作にも期待。2013/12/17
ぐうぐう
15
現在、ノイタミナで放映中のアニメ版のキャラ原案は浅野いにおが担当しており、その印象がフォークだとすれば、浅田寅ヲの『F』最初のコミカライズである本書のキャラデザインは、ずばりパンクとなる。それが、SFチックな展開の『F』には、とても合っている。巻末に収録された森博嗣自身による解説で、森の絵に対するこだわりが披露されているが、そんな森の期待に浅田の絵は、充分に応えている。2015/10/21
十六夜(いざよい)
11
原作既読。復習がてらに再読しました。小説の細かな部分が端折られている分、わかりにくい所はありましたが、十分楽しめました。2015/01/01
たくのみ
5
「萌絵のミニスカはNG、犀川はもっとかっこ悪く」(唯一という)森先生の厳しい注文が、相当、作画を困らせたのでは。320人に一人という条件をクリアした浅田先生と、漫画・音楽出身という森先生の深読み合戦があった、という原作者あとがきが面白かった。2014/01/20