内容説明
平城京と平安京、どっちが先やったっけ?…これがわからなくなるのは「歴史の流れが頭に入っていないから」と、京大芸人・宇治原。解決方法はただひとつ、「物語のように教科書を読めばいい」。そこで、高学歴コンビ・ロザンの菅が、日本史を一気読みの爆笑物語に!「むかしむかし、あるところに日本人がいました」でお話は始まります―。
目次
プロローグ―「むかし むかし あるところに日本人がいました」
どうして土器に縄の模様をつけたのですか?
どうして土器に縄で模様をつけるのをやめたのですか?
卑弥呼さんはどっちにいますか?
ハニワングランプリ開催
ベスト冠ニストにおかんむり
笑いが1つもない前説
せんとくんの背中みたいに綺麗な都
鳴くよウグイス平安京
恐れながら、清盛様〔ほか〕
著者等紹介
菅広文[スガヒロフミ]
1976年10月29日、大阪府高石市生まれ。大阪府立大学(現大阪公立大学)経済学部進学。96年8月、高校時代の友人である宇治原史規(京都大学法学部卒業)と「ロザン」(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつこんぐ
26
学生の頃、暗記が嫌いだったのでもちろん日本史もチンプンカンプンでしたが、この本読んだらやる気が出そうです。最後の宇治原氏の解説が「本当に仲が良いんだろうなぁ、この2人」っていうのが伝わってきて好きです。わかりやすかったので、自分の子供にも勧めたいと思います。2018/08/11
マッちゃま
24
ふと目に付いて衝動買いしちゃった本。日本史は好きで高校時代は得意な科目でした。解説にもありましたが、やっぱ知識として覚える(暗記)ではなく、歴史の流れや登場する人物に興味を持てば面白く感じて勝手に覚えちゃうんです。ドラマやマンガのノリ感覚です。本書もそんな感じ。縄文時代から第二次世界大戦までを駆け足でネタにしちゃってます。コレ読んで日本史の成績が上がるかと言われれば何とも言えません。でもこんな感じで向き合うのも悪くないと思います。そう考えると歴史上の偉人も只に人間じゃん♪なんて親しみが湧いてきますから。2019/11/01
なお
20
タイムマシーンで各時代に行って当時の主要人物と会うと言う設定で面白かった。宇治原さんの「日本史は物語の様に教科書を読めばいい」と言っており、息子の教科書を借りてみようと思った。2019/02/09
月の実
15
面白かった、そしてすごくわかりやすかった。「土地は誰のもの?」というテーマで歴史を見ると、今までよりずっと歴史の流れが頭に入ってきて追えました。菅ちゃん節は今回も健在でした。「歴史」を「物語のように」読む感覚が少しわかった気がします。また読んで、歴史の流れとロザンのかけあいを楽しみたいです。2021/05/19
詠(よみ)
9
面白かった。やっぱり(ある種しゃべりとして)うまい。ざっくりだし、時代と時代の繋がりは?とは思うし、なんにもわかってない子には"?"だろうけど、それはそれだと思える わたし自身、歴史は好きだし、「歴史は物語!」だったけれど、これを伝えることが難だとわかっていたこともあって、尊敬。おもしろさは大切2019/08/14