内容説明
ここでなにが学べる?県民の食生活か?―県庁に勤めるエリートが、民間企業に出向することになった。選ばれたのは、二万九千人の職員の中から、たった六名。そんな栄光を勝ち取った野村聡だが、研修先は、なんと片田舎のスーパーだった。臨機応変な対応が求められる現場で、頭のかたい偏差値エリートは鼻つまみ者として扱われるが…。
著者等紹介
桂望実[カツラノゾミ]
1965年東京都生まれ。大妻女子大学卒業。フリーライターを経て、2003年、『死日記』でエクスナレッジ社「作家への道!」優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミカママ
194
既読・・・?と思ったら、確か映画化された作品をDVDで観ていたんだったわ。ユーモアの利いた軽快な文章で一気に読まされた。基本は二人の主人公(野村&二宮)の交互の目線で物語が進行。ラスト近く、店員一丸となって目的につき進む姿が爽快でした。唯一の心残り、あいちゃんが心を入れ替えてお金を返しにくる、っていうオチを期待してたんだけど、それだけが残念( ´艸`)2016/04/03
ゴンゾウ@新潮部
106
映画とは大分印象が異なりました。 前半はケンチョウサンこと野村の空回り、スーパーの従業員達の酷さに正直ついていけなかった。後半はお約束通りの展開。映画の柴咲コウさんが良かったのに原作は少し地味だった。2018/02/18
siro
61
映画とは少し設定が違うんですね。でも映画同様スッキリ爽快なラストで気持ちが良かった。相手を変えたければ先ずは自分を変えなければいけないってことですよね。日頃の自分自身の行動を振り返り少し反省…バラバラだった従業員がひとつになっていく様子が気持ちがいい。カリスマ性のあるリーダーが引っ張っていくのもありだけど、得意分野で不足を補いながらチームワーク力を高めるのもありだなと思う。2015/09/26
七色一味
59
読破。織田裕二、柴咲コウ主演の映画は、予告だけ観た記憶が(笑) ここまでマニュアル化され、慣例に縛られたコチコチの職員なんて、いるわけないじゃん、と否定できない所が県庁たる所以。ただ、そんなお役所仕事にさせてしまったのは、誰あろう地域住民だったりするんだよね。彼が戻った県庁がどう変わるのか、または変わらないのか、それが気になる。2013/02/01
優希
57
面白かったです。県庁から民間企業に出向する物語。フィクションなのでシュチュエーションが分かりやすかったです。現実はもっと厳しいのでしょうね。2021/05/30