幻冬舎文庫<br> 愛するということ

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幻冬舎文庫
愛するということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344410510
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人は人を愛する時、いつもどこかで本当の自分、飾り気のない自分をさらけ出してしまうのだろう。相手に見せたい自分、こんなふうに見てもらいたいと願う自分は、実は常に、中身のない、実体のない、ただの脱け殻にすぎないのだ―。愛の始まりから失恋、絶望、再生までを描く小池文学の決定版、本格恋愛小説。

著者等紹介

小池真理子[コイケマリコ]
1952年東京都生まれ。成蹊大学卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞短編部門、96年「恋」で第一一四回直木賞、98年「欲望」で第五回島清恋愛文学賞を受賞。2006年「虹の彼方」で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

255
小池真理子さんの作品中、個人的ベストだと思う。感想難しい。ひとつ言えるのは、あたしはもう絶対に失恋なんてしたくないし、したとしても上手に回避する自信がある、ってことかな。作品中の「柿村」、ものすごいイヤなオトコに描かれてるけど、あたしの心情は彼に近いかも。同タイトルのエーリッヒ・フロムさんの作品は英訳で読了、そっちも再読したくなりました。2016/08/31

ソルティ

205
読了から間を開けて感想記録。読んだ時はエロい気分だったので感情移入しました、結構エロで相手の男も気が多いのか別の女に行ってしまい失恋してそこからなかなか立ち直れなくて⋯って話で、失恋の立ち直り方とか考え方なんかは参考になった部分もありました。共感できるとこもあったけど、なんか登場人物みんな感情のまま動いてる。マヤも野呂も柿村っていう謎なおっさんも。形容しがたい話でした。2018/02/17

じいじ

102
 小池さんが描く男と女は緻密で巧い。小池恋愛論をじっくり味わった。あわせて登場の男たちに身を置き換えて大いに楽しませてもらった。主人公は独身、奔放で男好きするタイプ、恋におちると頭の中は相手の男で占められる、可愛い女。男の甘言が嘘だとわかっていながら、その言葉に溺れてしまう。まさに恋の魔力なのだろう。残念にも私はこの甘い台詞を囁くのが苦手す。余談はさておき、失恋を予感、嫉妬に苦しむ女の心情(葛藤)描写が見事で引き込まれます。「愛するということは、やみくもに対象に溺れることではない」は本作の命題なのだろう。2016/09/14

kaizen@名古屋de朝活読書会

89
微妙な立場に経たされた主人公 自分の信念を貫こうとしていく。 全く別の人生訓を吐く男。 結末は,戦友意識の芽生えかもしれない。2012/11/14

Take@磨穿鉄靴

66
小池氏の書く愛の話。登場人物も少なく取り立ててストーリーに展開も無くその分しっかりと主人公の女性の葛藤に専念出来た。愛する人を失う苦しさはどうにもこうにも消化しきれないのはなんとなく分かる。でも結局は「お花畑にしゃがんでションベンしながら、うっとり空を見上げて、 恋だ愛だ、とつぶやいている。それがきみだよ」このセリフに尽きる。色恋に囚われなくなった今はそうでなかった昔より遥かに自由でラク。これも時間のおかげなのかね(^_^)悪く無い。ワクワクすることは他にもたくさんある。今後はそれを拾い集める。★★★☆☆2018/08/03

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