幻冬舎文庫<br> 置き去りにされる人びと―すべての男は消耗品である。〈Vol.7〉

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幻冬舎文庫
置き去りにされる人びと―すべての男は消耗品である。〈Vol.7〉

  • 村上 龍【著】
  • 価格 ¥544(本体¥495)
  • 幻冬舎(2007/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 196p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344410381
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「昔は懐かしいが、今よりも良かったとは思わない」「五十歳になって尊敬されていない人間は辛いだろう」「極端な偏愛だけが強烈な作品や出来事を生み出す」―。社会への違和感や怒りを抱える村上龍が、新時代を個人として生き抜くための強力な道しるべを示す。多様化を伴った格差社会に対応できる知恵が身に付き、明日への勇気が湧く26章。

目次

勝ち組と負け組という嘘
富の再配分ができなくなった権力は滅ぶ
日本、日本人という主語の限界
個性化を強制するという矛盾
改革の痛みは全国民均一ではない
特殊法人の社員は底抜けに明るい
テロと戦う…、でも、どうやって?
パシュトゥーン人は道を譲らない
戦争報道で試される想像力
もう小説を書かなくても済むという思い
カルザイが象徴するもの
どうでもいいゆとり教育
昔は決して良い時代ではなかった
宮本武蔵に学ぶことなど何もない
五十歳になっても尊敬されない人は辛いという真実
今、元気がないのはバカだけだ
趣味からは何も生まれない
日本経済なんてどうでもいいという態度
純粋な日本外交
北朝鮮とチョコレート
恵まれていない作家としてのわたし
金正日以外に交渉相手はいないのか?
客観的事実・又聞きの情報・個人の意見
国家とは何かという憂うつな問い
すべてをわかっている人はいない
置き去りにされる人びと

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
1952年長崎県生まれ。76年「限りなく透明に近いブルー」で第七五回芥川賞受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「半島を出よ」では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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団塊シニア

22
政治、経済、教育問題、スポーツ、キューバ、メデイア批判と幅広い分野に一貫した独自の価値観を持ってる筆者、本書でも読書に思う存分情報を提供してくれてます。2013/03/13

KASAO

11
『すべての~』シリーズ第7弾。2001.4~2003.4までのエッセイをまとめた一冊。内容は主に9.11、イラク戦争、テロとの戦い、小泉内閣、構造改革、北朝鮮問題と徐々に時代が現代に近づいてきて、個人的にも記憶に残っている事件が多くなってきた。世界や日本が大きく動き、なあなあにされていたことが浮かび上がったのかもしれないと思った。経済格差などが良い例なのかもしれない。日本がとか私たちがとか、どれだけマスコミが言っても、日本人ていう括りで全てを消化できないくらい、私たち個人の事情は多様化してきている。2016/06/28

なるみ(旧Narumi)

10
一ヶ月くらいかけてゆっくり読了。特に印象に残ったのは、「50歳になっても尊敬されない人は辛いという真実」でした。身にしみるエッセイでした。何だか気持ちが少しひきしまったような。初村上龍さんエッセイでしたが、私には珍しく(いつも読み流すこと多し)ゆっくりじっくり読むのが良いみたいです。2014/11/10

Erina Oki

8
イラク戦争や小泉内閣についての筆者の批判が書かれている。時代はそうそう変わらないと思いつつ、自分で考える力を持つことが大事だと思う。2014/03/19

内緒です

8
『すべての男は消耗品である。vol.1,2』と比較すると、明らかに元気がない。(vol.3-6を読んでいない。)vol.1,2との違いは何か。まず、解説が貧相だ。山田詠美さんや大槻ケンジさんのパワフルで心を掴む解説とは大違い。そして、角川文庫でなく、幻冬舎文庫だということだ。このエッセイと幻冬舎は合わないと思う。(←根拠はない。)エネルギーが全く感じないのだ。龍さんも歳を取って、元気がなくなってきたという事もあるだろうが…。角川文庫とは喧嘩でもしたのだろうか。2011/10/30

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