幻冬舎文庫<br> 背の眼〈下〉

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幻冬舎文庫
背の眼〈下〉

  • 道尾 秀介【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 幻冬舎(2007/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344410374
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「ゴビラサ…」道尾の前で謎の言葉を呟いた男は、数日後に刺殺体で発見された。やがて、彼の残した言葉と度重なる霊現象が結びついた時、孤独な少年の死に端を発した一連の事件にまつわる驚愕の真実が明らかになる。美貌の助手を伴う怜悧な霊現象探求家・真備と、売れないホラー作家・道尾のコンビが難事件に挑む。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年東京都生まれ。2004年本作で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年「シャドウ」(東京創元社)で第七回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

466
道尾秀介さんのデビュー作は心霊現象と幼児誘拐殺人事件のあの世とこの世の次元の異なる2つの謎に挑んだ意欲作ですね。名探偵役は霊現象探究家・真備で、その美人助手・凛が華を添え、真備の友人で著者本人をモデルにした売れないホラー作家・道尾が語りを務める何となく素人っぽいけど意外に頼りになるトリオですね。私は常日頃から大長編小説は大の苦手で本書も読み終えるまで相当苦戦しましたが、それでも充実の読書でしたね。また福島県白峠村は架空の地名で、横溝正史さんの名作「八つ墓村」ほどのインパクトはないですが雰囲気はありますね。2021/10/14

サム・ミイラ

337
悲しい。とても悲しい。出会いと別れが人の世の定めとは言えこの物語のほぼ総ての者は非業の死を遂げた者達の身内であり、皆心に傷を抱えながらそれでも懸命に日々を生きている。人は仮面を着けなければ生きていけないのかも知れない。そう真備や歌川やあの駅員のように。犯人も動機も怪現象もほぼ予想通りだがもうそんな事さえどうでもいいと思ってしまうほどの悲しさ。そして全てが終わりホッとしたところでもうひとつ衝撃の結末が待っている。恐ろしくも温かく魂を揺さぶる物語。デビュー作にして氏を代表する傑作である。2016/04/13

ehirano1

270
下巻はさらに加速!怒涛の伏線回収とまさかの展開にページを捲る手はもう止まらない、というか最早止めることはできません。謎解きだけでなく、生者と死者をSFで上手く繋げ、まるで文学のように仕上げた技術には驚くばかりでした。2020/06/06

nanasi

231
上巻に引き続きカバーデザインは高松 和樹さんです。大森 望さんが解説をしています。ホラーとミステリーを混ぜた初めて読むジャンルの作品だったので、疲れました。「骸の爪」も読んでみたいと思います。2013/07/10

にいにい

208
上巻に続いて一気読み。上巻のホラー要素が、人間の心に絡む怖さに上手くつながっている。霊的現象は、最後まで否定されずに残っているのもいいかな。子供たちを殺害したものが、警察等の捜査を潜り抜けていたのは、死体が一つだったせいで、捜査が手緩かったのかな?殺害した張本人が分かってからの物語の回収が長かったと感じた以外は、面白くかつ切ない作品だった。2014/06/14

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