幻冬舎文庫<br> 数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay Everyday

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幻冬舎文庫
数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay Everyday

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  • サイズ 文庫判/ページ数 616p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344407589
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

的中する予言、冴えわたる辛言、世間への苦言、思わず笑ってしまう戯言、そして毎日の践言!相変わらず多忙な大学生活と小説執筆と模型と工作の日々そして突如、起こった9・11同時多発テロ…。足かけ6年、真面目かつユーモラスな筆致で書き続けられた人気エッセイ“思索と行動”シリーズ、萩尾望都氏のきらめく装画をまとって怒涛の完結。

目次

あまてらす1月
ヒヤシンス2月
ねえ3月、そうでしょう?
映る4月、どこまで?
さらっとした5月感です
6月前線停滞の模様
7月のハイウェイにガオ!
8月の惑星
紅淡き9月を綴じて
陽光に染まる薔薇と10月
11月の艶やかさに似て
12月有終グッドバイ

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。ミステリィ作家。某国立大学工学部助教授のかたわら執筆した『すべてがFになる』が第一回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作に始まる“犀川・萌絵シリーズ”全十作が爆発的ヒット、一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

28
Kindle版にて再読。今回は時系列順(このシリーズでそう言うか!?)だった。読んでないようで読んでいて、読んでるようでいつもは読んでないシリーズに。 いまになって気づくのは、やはり森先生のライフスタイルに憧れがあるのだなということ。お金があるから、作家だから、助教授だから、そういうのはあまりない。むしろ、あの作品の数々を生み出すような人の生活や思考に興味があり、それを垣間見ることが楽しい。 ファンの方が言われていた心象もわかる。不思議な体験かもしれない。 「話しかけられているみたいだった」2015/12/07

akira

13
日記シリーズ第5段(変則読み) 1ヶ月強読んでたことになる。相変わらず面白い。やっぱり一番好きなのは、このシリーズ。 9.11、その時期のコンクリートの専門家としての先生の発言は非常に興味深い。ビル崩落は何故起こったのか。 そして、この年はちょうどVシリーズ執筆。先月シリーズ読み中に、日記を見る度に読書欲が。特にタイトル決定前後はテンションMAX。 残り3冊、またぼちぼち読みです。それにしても、ある書店の作品紹介がひどい。 「森ミステリィ最新作。六人の科学者が超音波の研究に挑む!!」2013/05/04

CCC

3
内容は端的に言えば00年代初頭のブログ。あーそういう時代もあったなあ、という気持ちになれる。日和らず一貫して自身の指針で話すから、意見がステロタイプにならなくて面白い。2012/11/02

NEKOS

3
リア充ってやつか・・・。Web日記をまとめたもの。同時多発テロのビル倒壊について、建築の観点から疑問を呈している部分は犀川そのもの。ま、書籍化を前提にした連載だったから、先生にとってはあくまでビジネスなんだろうけど2012/03/07

エリ

2
ゆっくり味わいながら読みました。今日の一言に、なる程と唸らされたり、ちょっとしたジョークに笑わされたり。ホントに数奇で良い終末でした。そして、有限でしたね(笑)超オススメの、女王の百年密室コミック読んでみようかな。2013/03/25

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