内容説明
ごくごく普通の日本のオフィスにやってきたサイボーグ、メカアフロくん。リストラ、過労死、セクハラから接待ゴルフ、忘年会芸、花見の場所取りまで…。サラリーマンの非常なオキテを学びつつ、「一人勝ちはダメ!」「上司の言うことには逆らうな!」と日々精進。時には会社の毒、課長を爆発させ一気に事を解決。メカアフロ、今日も百点だ。
目次
「メカアフロ入社」の巻
「たぶん大丈夫」の巻
「ダイナマイトオフィス」の巻
「サマーファイトシリーズ」の巻
「企業ウォーズ」の巻
「負け戦は、しない」の巻
「サラリーマン」の巻
「新メンバー加入?」の巻
「接待デス」の巻
「反乱?」の巻〔ほか〕
著者等紹介
花くまゆうさく[ハナクマユウサク]
1967年東京都北区生まれ。漫画家。雑誌連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひょるひょる
2
爽やかにグロいブラックジョークの応酬。まったく「ほのぼのオフィスマンガ」ではない。『ダカーポ』で昔読んでいたから懐かしかった。水道橋博士のあとがきも良かった。蛭子が師匠なのか。2019/01/20
CEJZ_
0
元の本は2002年刊。松田、前澤とともにワールドワイドでゆうさくの名を轟かせる、花くまゆうさくのマンガ画風はよく知っている。アフロだ、ゾンビだ、格闘技だ、首がちぎれて死んでしまった。ほのぼのオフィスマンガと表紙にはあるが、当然真逆をいく殺伐マンガ。一話4ページのマンガが42本。独特のほのぼのとした画風で、オフィス内で殺戮と暴虐と理不尽の限りをつくし、現実逃避を夢想させることで、企業戦士の心をほんのひととき癒し、時代と経済の変化の荒波に負けるなとエールを送っているのかもしれない。解説は水道橋博士。2019/08/30
ichigomonogatari
0
薬局においてある季刊冊子「からころ」に連載されている連載漫画「「病院とわたし」のファンなので、古本屋で購入。「病院とわたし」がほのぼのとしているのに比べ、こちらはすごく殺伐としており、面白かったけど手元には起きたくなくなった。チャリボンに寄付しよう。2019/07/06