出版社内容情報
著者の人生を一変させた人々の言葉や生き方を紹介する「ひきつけられる人々」など。大きな気持ちで人生を展開する人々と、独特の視点で生活と事物を見極める著者初のコラム集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣
43
読むのになかなか苦労しました。今年になってから、好きな作家さんのエッセイを読むようになりました。エッセイにはまった理由は時間がなくても、気楽にサラッと読めるところなんですけれども、本作はなかなか頭に入ってこない文章で、サラッとは読めませんでした。しかし、吉本ばななさんの小説の登場人物のように、吉本ばななさん自身もとても繊細で、感性豊かな人だということは何となく分かりました。あと、恋多き女の人のようですね^ ^色々な経験をされているから、あれだけ面白い小説を書けるんだなあと納得しました。2015/06/18
よしみん
13
コラム集。CUTという雑誌のコラムを主にまとめた一冊。誰かについて語る事は難しい。当たり障りのない言葉でも奇抜な言葉でも、きっと何か違うんだろう。きっと、こんな風に心に響きはしない。的確で正直で、よしもとばなならしい言葉がここにはあって、それはとても心地良かった。私には文才はない。でも、背伸びせず伝えたい事に向き合うことで、言いたい事を誰かに伝える事が出来るかもしれず、それは言葉でなく、歌や絵や存在そのものや「まず卵焼き」かもしれない。生きているという事はなんてキラキラとしていて、素晴らしい事なんだろう。2012/07/29
yuna☆
6
既読だと思ってずっとスルーしてたのに、まさかの未読だったとは。吉本ばななの視点から見たアーティストや作品への評論(?)が好きだから、まとまって読めて楽しい。中でも一番あぁと思ったのは、オザケンについて(LIFEの頃)。あの漠然と感じていたものをこうも的確に、まさに吉本ばななの言葉で表してくれるとは。すごい腑に落ちた。2021/09/18
aaboo
1
「サウナの人々」が面白かった。2023/01/17
ss
1
今年あと12冊読むと年間100冊になる! キリのいい数字は越したいから、サクサク読めるものを…。 亀と藤子さんの話が心に残る。 2019/12/22019/12/02