内容説明
経済成長率、GDP、三位一体の改革、特区など、知っておきたい経済用語から、ビジネスに役立つデフレや為替の知識、暮らしに直接関わる年金や規制緩和まで、常識として頭に入れたい、経済の問題をやさしく解説。郵政民営化、ペイオフ、M&A…新聞・テレビを賑わす話題も頭に入る。小泉政権現役大臣が教える、世界一わかりやすい経済の本。
目次
序章 あしたの日本を考えるために知っておきたい 昨日の日本、今日の日本
第1章 成長と安定―「稼げる力」をつければ日本の経済はよくなる
第2章 機会の平等と結果の平等―誰でも挑戦できる社会にしよう
第3章 インフレとデフレ―不良債権処理が新しい可能性をつくる
第4章 需要と供給―世界で初めてデフレを克服する
第5章 「公と私」と「官と民」―「民間でできることは民間がする」社会をつくろう
第6章 経済と安全保障―安全保障や環境は経済の影響を受ける
第7章 都市と地方―地方の自立が日本の活力源になる
第8章 未来世代と現役世代―国債と年金制度の健全化が日本の未来を決める
第9章 貿易と内需―日本はこれから何で食べていくのか
第10章 企業と個人―社会に対する責任を果たすことがいま求められている
第11章 失業と雇用形態―いろいろな働き方を見つけよう
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
1951年生まれ。一橋大学経済学部卒。ハーバード大学客員准教授、大阪大学経済学部助教授を経て、慶応義塾大学教授(経済学博士)。2001年小泉内閣の経済財政政策担当大臣として、日本経済再生のために陣頭指揮にあたる。02年金融担当大臣を兼務。04年郵政民営化担当大臣に就く
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