幻冬舎文庫<br> リカ

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幻冬舎文庫
リカ

  • 五十嵐 貴久【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 幻冬舎(2003/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344404397
  • Cコード C0193

内容説明

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞。

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

841
以前、みんつぶにて本作品のことをつぶやかれている方のコメントを拝見し興味を持ち購入。リカが化けの皮を剥がしてからは読む手が止まらず一気読みしました。リカって何者!?もはや人類を超えて恐すぎます。今宵の夢に私が本間さんで、リカが確実に出てきそうな気がします。2018/08/15

サム・ミイラ

696
これは怖い、いやほんとに怖かった。出だし平和なのんびりムードに浸るうち忍び寄る恐怖。誰にでも起こり得るという点では恐怖度で黒い家を凌ぐ作品だと思う。特にリカの存在が明らかになるまではのめり込むように読んだ。リカの造形は生々しく嫌が上にもイメージが焼き付く。ただリアルさも最後は?に。怒濤の展開も読み終わり困惑する。彼女は人間じゃないのかと。急所に二発でも平気だし走って車には追いつくし。このへんがよく分からない。分からないと言えばラスト。心臓がなければ脳は壊死すると思うのだが(笑)2014/11/08

青乃108号

587
冒頭、出合い系サイトで女性を漁る中年妻子持ちの男。いい歳して何やってんだよ。男は何とか女性にありつきたいと工夫の限りを尽くしわざわざ早朝出勤までして出会い系サイトに書き込みを続ける。かなりのページを割いてこの辺の描写が続く。男の俺から見ても嫌悪感が沸いてくる。主役のくせに感情移入が一切出来ない男。そして【リカ】の登場。タクシーと同速で走れる健脚!ゴルフのドライバーで思い切り殴打しても拳銃で急所を2ヵ所撃ち抜かれても【リカ】は決して諦めない。男を自分のものにするまでは彼を追い続ける。頑張れリカ、と応援する。2022/08/27

mmts(マミタス)

530
変幻自在な小説を描く五十嵐貴久さんのデビュー作品。阿部寛さん、浅野ゆう子さんでドラマ化。ドラマは観てないけど才色兼備な浅野ゆう子さんがモンスターのリカを演じたのか?主人公はスタンダードなサラリーマン。ヒロイン?は被害妄想の強い猪突猛進な性格。出会いはまさしく出会い系サイトである。しかし、盲信的なヒロインは主人公をストーカーする。別れ話は当然のごとく空振りになる。実はヒロインには末恐ろしい過去が発覚した。前代未聞のラストシーン。貞子より怖い。貴方はリカの存在に耐え抜くことは出来るかな?かなりグロッキーな話。2015/12/29

海猫

529
妻子持ちの会社員・本間は出会い系サイトで「リカ」と名乗る女性と知り合う。メールのやり取りを重ねていくがリカの連絡は過剰さを増していき…。作中のインターネット観は正直、古さを感じた。実際20年程前に書かれた作品なわけだし。しかし、時代性もリカが異常性を発現させるあたりからぶっ飛ぶ。ぶっ壊れた人間の恐ろしさというのは時代を超えてくるもんですな。ストーカー的に迫ってくるあたり、真綿で首締められてるようでゾクゾクする。タクシーの場面とか強烈なインパクト。リカの怪物度も凄まじく、怖いのに先が気になる。結末にも戦慄。2023/06/30

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