内容説明
小林「田原さんは結局、理想主義の青年なんです。わしは大人なんよ」。田原「いや、大人ならね、あんなバカバカしいマンガ、描かないよ」―『戦争論』の小林よしのりと『日本の戦争』の田原総一朗が「大東亜戦争はなぜ起こったか」「日本はなぜこんな国になったか」そして「日本の将来はどうなるか」をめぐって激突ついには決裂。問題作。
目次
なぜいま「戦争論」なのか
「戦争論」から戦後論へ
対談を終えて
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡県生まれ。漫画家。90年代、「ゴー宣」シリーズが思想・言論状況を一変する大ヒット。98年その集大成ともいうべき『戦争論』が、00年『台湾論』が大ベストセラーになる
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県生まれ。現在、テレビ朝日系「朝まで生テレビ」「サンデープロジェクト」レギュラー。98年、「城戸又一賞」受賞。著書に『日本の官僚』『頭のない鯨』『日本の戦争』等がある
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感想・レビュー
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mazda
12
この頃の小林よしのりはまともだったのに、最近のダメっぷりは一体何なのでしょうか?田原総一朗は、そもそもダメ。結論として、両者ともダメということですね。2018/03/03
ジョニー出ッ歯
2
兵士は英雄と称えるべきか、あの戦争は間違っていたか、ふたりの視点の違いから繰り出すやり取りは面白い。対談てこれだから面白いよね。2010/11/06
Eiji
0
いつも朝ナマや、サンデープロジェクトで見て、なんとなくイメージを持っていたが、この田原総一郎というオッサンはとんでもなく頭がいい。バランス感覚も素晴らしい。日本のことを心底心配している。エライ! 1999/04/30
masayuki hakari
0
これだけの労力を費やして、噛み合いそうで噛み合わない言い合いを繰り返す二人に、微笑ましさを感じた(笑)2015/04/13
つちのこチャンネル
0
ああ、オレはかつて(もしかしたら今も)アナーキストだったンだ〜と教わったニャン!(・∀・)田原に!2012/01/20