幻冬舎文庫<br> 銀行とつきあわない法

幻冬舎文庫
銀行とつきあわない法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344400771
  • NDC分類 338
  • Cコード C0195

内容説明

あいつぐ合併で巨大化する銀行の内幕は、正におそまつ。これ以上財産を目減りさせたくなかったら、お金儲けを本気でしたかったら、銀行に騙されないようにしよう。銀行員は資産運用の専門家ではない。大事なお金は、銀行で眠らせずに上手に働かせる時代。貸し渋りをする銀行なら早めに縁を切るべきだ。“お金の神様”による得する痛快銀行論。

目次

第1章 銀行の手口と行動がわかる法(銀行が威張る時代が長く続いた;いざというときにお金を貸してくれる銀行を選べ ほか)
第2章 ドサ回りに堕ちた銀行のあの手この手(バブルの見立て違いが命取り;高利貸しの本性が見えてきた ほか)
第3章 中小企業が銀行取引を考えなおす時(今も昔も雨降りに傘を持って逃げる銀行;借金経営のメリットは消滅したと心得よ ほか)
第4章 預金者として正しい銀行の選び方(銀行は現金の一時預かり所と同じだと思え;預金者の収入を奪う低金利政策は間違い ほか)
第5章 銀行に頼らないマネー・プランを(まず利回りの知識から身につけよ;外貨を持って知る外貨の扱い方 ほか)

著者等紹介

邱永漢[キュウエイカン]
1924年台湾・台南市生まれ。作家・経済評論家・経営コンサルタント。45年、東京大学経済学部卒業。小説「香港」で第34回直木賞受賞。“お金の神様”として多くのファンをもつ
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

12
⭐️⭐️⭐️経済の本で15年も前の物なので、流石の邱先生でも未来の話は当たるも八卦当たらぬも八卦と言った感じですが、この本の主眼は金融リテラシーが余りに足りない日本人の大多数の小資産家に銀行で預金しているだけだと、こんなに実は損してるけど皆さん本当に理解してますか、他にも道がありますよと教えてくれます。他人の事ながら余りに勿体無くて口を開いた感があります。やっぱり中国の人だなと思うのは、本作の前に銀行と付き合う法でベストセラーを取っていますが、金融リテラシーが違うと二匹目のドジョウの狙い方も変わりますね。2014/04/26

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