二人の嘘

個数:

二人の嘘

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 06時16分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344038011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「十年に一人の逸材」と言われる女性判事と、
哀しき偽証で真実を隠し通した元服役囚。
恋で終われば、
この悲劇は起きなかった。

これほどの純愛を、人は醜聞という??。



「--まさか、誰かをかばっている?」    
男が法廷で隠し通した哀しい真実とは?     

女性判事・片陵礼子のキャリアには、微塵の汚点もなかった。最高裁判事になることが確実視されてもいた。そんな礼子は、ある男のことが気になって仕方ない。かつて彼女が懲役刑に処した元服役囚。近頃、裁判所の前に佇んでいるのだという。判決への不服申し立てなのか? 過去の公判資料を見返した礼子は、ある違和感を覚えて男のことを調べ始める。それによって二人の運命が思わぬ形で交わることになるとも知らずに……。

内容説明

女性判事・片陵礼子のキャリアには、微塵の汚点もなかった。最高裁判事になることが確実視されてもいた。そんな礼子は、ある男のことが気になって仕方がない。かつて彼女が懲役刑に処した元服役囚。近頃、裁判所の前に佇んでいるのだという。判決への不服申し立てなのか?過去の公判資料を見返した礼子は、ある違和感を覚えて男のことを調べ始める。それによって二人の運命が思わぬ形で交わることになるとも知らずに…。

著者等紹介

一雫ライオン[ヒトシズクライオン]
1973年生まれ。東京都出身。明治大学政治経済学部二部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。映画「ハヌル‐SKY‐」でSHORT SHORTS FILM FESTIVAL&ASIA 2013ミュージックShort部門UULAアワード受賞。映画「TAP 完全なる飼育」「パラレルワールド・ラブストーリー」など多くの作品の脚本を担当。2017年に『ダー・天使』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

221
人は噓をつく。「一度も噓をついたことはない」と言う人に会ったことが無い。相手に対してだけでなく自分自身にさえだ。それが誰かを護る為の噓なら・・この噓は愛だ。この男・蛭間と妹の噓は真心だった。『ーこのままでは私たちは、きりがありません。』そう。これは愛の物語。哀しく愛しい純愛小説だった。10年に1人の逸材の礼子にたかる上司と裁判所や、能力で劣りながら家柄や環境で支配したつもりになっているマザコン夫がどうにも不快でならなかったが、これは映像に向いているかも。初めての一雫ライオン、何とも言えない思いで堪能した。2021/10/01

みっちゃん

163
何でだよぉ…涙を拭いながら独り言つ。こんなの悲しすぎる。人も羨む恵まれた容姿、暮らし。が、己の本当の願いは胸に押し込めて「間違ってはいけない」もう、捨てられないように。この一念だけで生きる女。片や自らを罰するように生きる男。判事とかつての被告。結ばれる事は許されない。人前で手を繋ぐ事も、並んで歩く事すらも。離れて座り、ショートメールの会話だけで一緒に居る事を感じる。最後の逢瀬、とわかりながら。「このままではわたし達は、きりがありません」でも本当にこの結末しかなかったのか。暫く自分の中で引き摺りそうだよ。2021/11/04

モルク

160
東大を首席で卒業し、司法試験もトップ合格「十年に一度の逸材」と裁判官となった礼子。その美貌とキャリア、嫁ぎ先も法曹一家という羨望の存在だったが、過去に殺人罪で実刑判決を下した男蛭間と再会したことで狂い始める。いや、狂ったのではなく愛を知ることによって今まで封印してきた感情が溢れる。華やかな現在の礼子と真逆な過去。そこに寄り添えるのは夫ではなく蛭間だった。蛭間の免罪を明らかにし、彼を自由にする…礼子を解き放ってくれたのも彼…久々のメロドラマ。再会早々性関係を結ぶ必要があったのか。そこに昼ドラ要素を感じた。2022/01/27

あっちゃん

138
なんか凄いもん読んじゃった(笑)重く苦しいけど引き込まれずいられない!あんなにパーフェクトな主人公なのに感情移入しちゃうし、基本的に相手の人も私の好きなタイプの登場人物!正直、頭の中がグルグルして感想出ないわ( ̄▽ ̄)2022/11/07

のぶ

128
とても良くできた法廷ミステリーであり、恋愛小説だった。主人公は女性判事の片陵礼子。大学を首席で卒業し、優秀で10年に1人の逸材と言われ、最高裁判事になることが確実視されてもいた。そんな礼子が通う裁判所に、ある男が毎日立っている事に気が付く。記憶を掘り起こしてみると、かつて彼女が懲役刑に処した元服役囚だった。礼子はその時の判決が気になり調べ始める。それが二人の運命を思わぬ形で関わることになる。優秀な判事も人の子だ。二人の嘘が明らかになったとき、切ないものがこみ上げてきた。お薦めできる傑作です。2021/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18125912
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。