内容説明
きょうの空には、もう二度と出会えない。天気の仕組みを知って、毎日をもっと楽しく。知られざる空の奇跡から、気象キャスターの生態まで。クスッと笑えて役に立つ!「ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ!ぷらす」で人気の気象予報士、ほうらいさんの書き下ろしエッセイ。
目次
はじめに―この本がおしえてくれること
第1章 晴れがおしえてくれること
第2章 雨がおしえてくれること
第3章 雲がおしえてくれること
第4章 風がおしえてくれること
第5章 虹がおしえてくれること
第6章 雪がおしえてくれること
第7章 雷がおしえてくれること
第8章 警報がおしえてくれること―平成最悪の豪雨被害に学ぶ教訓
おわりに―天気予報がおしえてくれたこと
著者等紹介
蓬莱大介[ホウライダイスケ]
1982年生まれ。兵庫県明石市出身。早稲田大学政治経済学部を卒業後、俳優を目指していたが挫折。たまたま書店で気象予報士の資格を知り、約1年半の勉強の末、試験に合格。2011年3月より読売テレビで気象キャスターを担当。防災士としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
94
著者は「情報ライブミヤネ屋」で気象キャスターを努めている。気象キャスターといえばどんな情報番組でもキャスターが必ずいる、といって気象予報士の資格を持ってもテレビや会社で活躍できるのは一握りの人たちのようだ。大変な世界だ。この本は気象についてかなり平易に書かれていると思った。かんたんな気象みたいなタイトルがついた本でも読んでみると専門用語だらけのがあるが、この本では雲、雨や雪、風といった具合に気象の事象に分けて書いてあってヘクトパスカルや気圧配置の細かい解説は一切なし。気象に少しだけ首を突っ込むには最適。2022/01/04
よこたん
51
“天気を読むだけでなく、町の空気も読んで、有益な情報を伝える” 天気予報を見るならこの人ので、というご贔屓の予報士さんがいる方は多いのでは。大阪読売テレビの気象キャスターの蓬莱さん、大好き。夕方のニュースでの「スケッチ予報」の自前のイラストがなんとも味があって楽しみにしていて、この時間までには帰宅したいと思っている。お天気の疑問や思い出、こぼれ話も、テレビでの雰囲気そのままに優しく語りかけられているよう。平成30年7月豪雨の緊迫した報道のページは、胸が苦しくなった。「六甲おろし」「浜風」よくわかった!2021/10/15
*+:。.もも.。:+*
14
お天気キャスターでお馴染みの蓬莱さんの本。お天気のことを分かりやすく説明されています。絵心もあるんでしょう、蓬莱さん直筆の説明イラストもたくさん。お子様にもわかりやすい内容でした。2020/08/01
nob
10
『ミヤネ屋』や『情報ネットten.』でおなじみの気象予報士蓬莱さんによる、気象予報について分かりやすくまとめた一冊。「今日の空には、もう二度と会うことができない」という記述はとても的を射ています。一言に晴れと言っても、正確に伝えるための表現に工夫を凝らしている、と知って大変感心しました。いつも宮根誠司にいじめられている可哀想な気象予報士だというイメージしかありませんでしたが、このイメージは間違いでした。気象予報を見る目が変わる良書です。これからも蓬莱さんは頑張ってほしいです。応援してます。2019/11/29
tomtom
6
分かりやすく面白かった。イラストもかわいらしい。 宮根さんにいじめられてかわいそうと心配しなくても大丈夫です。と最後の方に書いてあって笑ってしまった。2020/03/07