NewsPicks Book<br> 読書という荒野

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読書という荒野

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344033054
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

出版界の革命児による圧倒的読書論がここに誕生! 読書の量が人生を決める。 本を貪り読んで、苦しい現実を切り拓け。 苦しくなければ、読書じゃない。 読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、 正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。 そして深い思考こそが、その人の人生を決める唯一のバックボーンになるのだ。

【秋元康 激賞!!】 「見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って『読了』と悦に入っている輩など、足下にも及ばない。書を貪り喰ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。著者の内臓を喰らい、口から真っ赤な血を滴らせている」

【目次】
はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ

第1章 血肉化した言葉を獲得せよ
「自己検証・自己嫌悪・自己否定」は三種の神器 ここではない「ほかの場所」を求めた本 自分を恥じ、深く見つめることを余儀なくされる読書体験 世界の矛盾や不正や差別に怒れ 苦しいほうに身をよじり、自己検証能力を磨け ほか

第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ
吉本隆明・あまりに切ない精神の劇 自己嫌悪と自己否定が仕事への原動力となる ヘミングウェイ・「勝者には何もやるな」 編集者の武器は「言葉」だけだ 努力は圧倒的になって初めて意味がある 実践しなければ読書じゃない ほか

第3章 極端になれ! ミドルは何も生み出さない
五木寛之・「差別構造」を創造力の産物として描き出す作家 石原慎太郎・個体の快楽と掟 大江健三郎・妄想と現実の交換 ほか

第4章 編集者という病い
村上龍・虚無と官能 林真理子・過剰と欠落 村上春樹・生き方を犯すほどの才能 百田直樹・驚異的なオールラウンドプレーヤー 東野圭吾・見事なまでに人間を描く完璧なミステリー 宮部みゆき・『火車』の哀切なラスト 北方謙三・読者を慟哭させ、魂を揺さぶる 坂本龍一・残酷と悲惨に血塗られた崇高で静謐な創造 尾崎豊・自己救済としての表現 ほか

第5章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る
『深夜特急』・人生からの脱獄 今でも強く脳裏にこびりつく五木寛之との旅 村上龍との放蕩 他者への想像力は恋愛で養え 困難は読書でしか突破できない ほか

第6章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め
死の瞬間にしか人生の答えは出ない 絶望し切って死ぬために今を熱狂して生きろ 三島由紀夫・自らの観念に殉じて死ぬ生き方 現実の踏み絵を踏み抜かない理想に意味はない 「夢」や「希望」など豚に食われろ ほか

おわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ

内容説明

読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。そして深い思考こそが、その人の人生を決める唯一のバックボーンになるのだ。血で血を洗う読書という荒野を突き進め!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

441
キャッチーな言葉が多く、「読み触り」が良かった。「自己検証、自己嫌悪、自己否定がなければ人間は進歩しない」。その通り! 「言葉という武器」で数々のベストセラーを飛ばしている編集者だからこそ、の重みがある、とも思った。前著『編集者という病い』からの再録が多く、手抜き(?)感は否めないが、中で取り上げられている百田尚樹の『影法師』が無性に読みたくなった。「本を読ませてしまう教」の教祖効果は、絶大だった。2023/02/03

ケイ

160
他の方の感想を拝見すると、皆さんの評価が非常に高いので、広く受け入れられる本なのだと思います。しかし、私は全くダメでした。【この後は辛口本音、失礼します】「私に言わせれば...」的発言をする人の語ることには苦手だ。以前の読書会で、元編集長の方の一方的にたたみかける話し方に憤った時の心理とこの本の読後感は同じだ。出版社で働くのは大変なのだろうなと思わされた一冊だった。冒頭から疑問に思う語りはあったが、徹底的に批判の目で読み始めたのは「罪と罰」のあらすじ、ネタバレを数行でしてしまっているところから。2019/02/23

とん大西

136
本を読み漁り、自己検証せよ、自己嫌悪になれ、自己否定せよ。ついには自己を肯定せよ…。何度も繰り返し出てくるこのメッセージに自然と読書熱が沸き上がってきます。イヤァ、見城さん、激アツです。編集者としての彼の人生や読書遍歴は到底真似できるものじゃありませんが、作家さん達との邂逅や読書でブラッシュアップされたその一家言は「本が好きな」私達にとってなんとも刺さって響きます。自分の読み方はあながち間違いじゃないとも思ったり、作品との距離感がまだまだだとも思ったり。本読みの背中を押してくれるいいエッセイだと思います。2021/06/05

mariya926

125
読友さんの献本に当たり頂きました♡父が来たので持ってきてもらって、2日で読みきってしまうぐらい印象的でした。編集者は作家に書いてもらって届けるというイメージだったのですが、相手の一番書きたくないものを書かせた時が一番面白く売れるという情念を持ち、キラーカードを作家さん一人につき3枚持つほど、その作家さんの深くまでを知りつくしているのがすごいです。そして有名な作家さんのお勧めの本と、作家の特徴を短く記載されていのが、この様な見方をしているのかということが分かり面白いです。宮本輝さんは読もうと思っていました。2019/01/09

ハッシー

117
★★★★☆ 「見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って読了と悦に入っている輩など、足下にも及ばない。書を貪り食ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。著者の内蔵を喰らい、口から真っ赤な血を滴らせている」と秋元康が本の帯に書いているが、これ以上の表現が見つからないほど的確な書評。圧倒的な熱量で仕事や人生に向き合ってきた著者が訴える言葉は重く、否が応でも情けない自分と向き合わざるを得ない。これからの読書の仕方、仕事への向き合い方について深く考えさせられる良書だった。2019/01/09

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