土漠の花

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344026308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!

著者等紹介

月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。11年刊行の『機龍警察 自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第9位、第33回日本SF大賞を受賞。12年刊行の『機龍警察 暗黒市場』は、「このミステリーがすごい!」第3位、第34回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

762
ソマリアにおける自衛隊の 壮絶な物語である。 アキスラという部族の娘を 守りながら、続く逃避行… 自衛官たちが、あっけなく 倒れていく様は、衝撃的で、 迫り来る日本の近未来を 表しているのだろうか。 描写の視点が自衛隊の メンバーから離れず、 ぶれないのがよく、 まわりの情勢が全くわからないという 不気味な緊張感を、物語に与えている。 冒険小説と軍事小説が うまくミックスされた新ジャンルとも 言うべき物語だった。 (2015年このミス国内第六位)2015/04/26

700
夢中で読みました。本当まさに今の中東の話みたいです。ソマリアで自衛官が抗争に巻き込まれる。戦ったことのない隊員たちが戦争をしたらみたいな話ですが始めからドキドキで終わりまで『早く脱出しなきゃ!早く逃げなきゃ』と思いながら読みました。実際こんな(映画『エクスペンダブルス』?)展開はありえないと思います。上官に上松三尉のような立派な人がいるぐらいじゃないかな?あとの人は申し訳ないが前半の津久田みたいになっちゃうと思います。(津久田、後半カッコイイw)新開さん良かったです。武器弾薬・P3C哨戒機も出てます。2015/03/02

starbro

641
以前から気になっていた月村了衛、初読です。本屋大賞ノミネート作だけあり、骨太な内容ながら一気読みです。自衛隊の今の状況からすれば十分起こりうる内容で、安倍総理や中谷防衛大臣にも是非読んで欲しいと思います。微かに恋愛小説(花)であったのが救いです。近い内に読む予定の「機龍警察」シリーズも期待です。2015/03/04

サム・ミイラ

640
もしパリ同時多発テロの様な事件に巻き込まれたなら私はただ座して死を待つか。愛する家族や友に死が迫っていたら?その時もし手元に武器があったら?私は、戦いたいと思う。使い方が分からなくても。これは訓練で体を鍛え武器の扱いに精通しながらしかし使う事を禁じられた男達の苦悩と闘いの物語。勿論我が国の集団的自衛権の憲法解釈や自衛隊の在り方に一石を投じるものであるがそれを置いても娯楽作として素晴らしい出来栄えだ。文句なしに面白い。いわば自衛隊版七人の侍であり荒野の七人ダイ・ハードといった所か。楽しみな作家がまた増えた。2016/01/20

ウッディ

498
海賊対策の後方支援でアフリカに派遣された自衛隊員は、ソマリアの民族紛争に巻き込まれる。容赦ないテロリストの殺戮に次々と仲間が倒れる中で、部族の娘を守り、生きて帰れるのか?息もつかさぬアクションシーンの連続で、一気読みの面白さでした。悲惨としか言いようのないソマリアの現実、貧しくても温かい村の人々との束の間の交流、自衛隊の海外派遣の是非など、重い現実を描きながらも、考える暇を与えないような、エンターテインメント小説で、何より追い詰められてもあきらめない自衛隊員達の格好良さが際立っていました。面白かったです。2020/06/27

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