のうだま〈2〉記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784344022195
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

そう、これは最新の脳科学の研究が明らかにした本当のことなんです。もの忘れやど忘れへの対処法、教えます。

「最近、ど忘れや物忘れが激しくなって……」。このところ、そんな声ばかりが聞こえてきます。しかし、ちょっと待ってください。最新の脳科学の研究で驚くべきことが発表されました。それは「年を取っても、脳の神経細胞の数は減らない」ということです。この驚くべき事実を、「海馬」などの著作で知られ、日本を代表する脳科学者の池谷裕二さんに、物忘れやど忘ればかりして悩んでいる「キッパリ!」の上大岡トメさんが鋭く迫って、イラストと漫画でやさしく解き明かしていきます。そして、最新の研究結果に基づいて、もの忘れやど忘れへの対処法を教えます。前著「のうだま」で、続ける技術とやる気の秘密を解いた二人が、再び強力タッグを組ました。

内容説明

年をとっても、脳の神経細胞の数は減らない―もの忘れ、ど忘れへの対処法、教えます。

目次

第1章 記憶力の減退は加齢が原因ではない!(なかなか思い出せない!!;なかなか覚えられない!!)
第2章 加齢で脳の神経細胞は減らない!(記憶の役割って?;短期記憶と長期記憶;キーパーソン カイバ ほか)
第3章 睡眠を記憶力増強に利用しよう!(眠ることも記憶のうち;レミニセンス効果;魔法の記憶・方法記憶 ほか)
第4章 好奇心があれば記憶力は衰えない!(脳は入力するよりも出力を重視する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

74
脳の神経細胞は歳を取ってもほとんど減ることはない。物忘れは年に関わらずする。歳を取って記憶量が増えると検索に時間が掛かる。記憶には方法記憶、知識記憶、経験記憶の3種類がありそれぞれ発達する時期が違う。知識記憶は生命活動に必要なモノかどうかで記憶に残るかどうかが決まる。何度も記憶すれば脳が大切なものだと判断して記憶する。記憶した後寝ると記憶が定着する。6時間は寝たい。記憶には入力より出力が大切。参考書を読むより、問題集を何度も解くほうがいい。記憶するために好奇心は大切。θ波が記憶に良い。知らない道を散歩する2013/12/27

美登利

56
本当に目から鱗のお話でした。悲観的にならなくっても良い。私は好奇心だけはある、だからあれこれと気になってしまい全部やろうなんて思ってしまうと、結局飽きてきてしまうのだけど。物忘れではなくて、ど忘れは子どもでもあると言うのは考えてもみなかったです。記憶の量が多いから引き出すのに時間が掛かるということは知っていました。何事にも好奇心を持って歩くことでθ波が出やすい!何回も繰り返しておぼえることを大人はしなくなっているから忘れやすい。寝る前に覚えたことはきちんと取った睡眠で翌朝も忘れにくい。うーん、納得。2014/10/18

ごへいもち

42
著者も書いているように中高生の受験勉強中に知りたかったなぁ。科学・研究の分野もどんどん進歩しているのね。しかし「のうだま」1で感激したはずの淡蒼球のこと、すっかり忘れています(泣)2013/06/15

みゃーこ

34
年を取ると記憶力が落ちるというのは、なんと!気のせい!!記憶力は衰えていくのではなく脳が日常のいろんなことにマンネリ化しているせいだという。脳波のシータ派は記憶力を高めてくれる脳派で強制的にシータ派を出すためには歩くことが最も手軽とのこと。暗記に関しては朝方より夜型のほうが効率的。なんだかこれまで脳に関して誤解していたことがいっぱい。そう考えるとメディアの言うことは鵜呑みにしちゃいけないな、って改めて思う。この本はほんと読んで為になった。2019/03/04

bros

34
のうだまより先行読み。漫画で読みやすくわかりやすい!脳は覚える事より忘れる方が得意。回数が多いと何度ま思い出す脳は生命に関わる大切な事と勘違いして長期記憶に保存。関連づけで記憶させる。就寝1〜2時間前が記憶ゴールデンタイム。年齢じゃない。記憶力は興味と好奇心から!2013/05/03

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