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僕らのごはんは明日で待ってる

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344021709
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

体育祭の競技“米袋ジャンプ”をきっかけに付き合うことになった葉山と上村。大学に行っても淡々とした関係の二人だが、一つだけ信じられることがあった。それは、互いが互いを必要としていること。でも人生は、いつも思わぬ方向に進んでいき…。読んだあと、必ず笑顔になれる、著者の魅力がぎゅっと詰まった優しい恋の物語。

著者等紹介

瀬尾まいこ[セオマイコ]
1974年大阪府生まれ。2001年「卵の緒」で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞しデビュー。11年に退職するまでは中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行ない、05年「幸福な食卓」で第26回吉川英治文学新人賞を、08年「戸村飯店青春100連発」で第24回坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

494
小春の最後の一言、「なんでも大丈夫にしてくれるのはイエスだけだよ。そう思ったら十分一緒に意味がある」。凸凹な二人が突然告白したり、前触れもなく別れたり、読むほうがハラハラドキドキしたましたが、小春がイエスを好きになったのが解りました。一気読みでしたよ。チグハグしている二人が気になる。二人とも淡々としているのですが、流石に祖母さんを理由に別れを告げられたら、私だったら訳分からなかったでしょうね(笑)最後はもう産めない身体になってしまったけれど、イエスは必死、素敵でした。まったりしつつ本当の愛を感じました。2014/04/17

にいにい

412
瀬尾まいこさんの作品は、じんわり心を温めてくれる。上村さんと葉山君の中学からの同級生の友情、恋愛、家族をつくろうとする話。二人のテンポいいやり取り好きだな。兄を亡くしたり、両親がいなかったりする二人が、別れたりの回り道をしながらも、互いを必要としていることを認識する、互いのことを考えて生活していく、温かさが胸を打つ。君がいれば大丈夫という人との出逢い憧れるなぁ!周りの友人や出会うおばちゃん達も良いなぁ〜!瀬尾さんは温かく、大切なことを気づかさせてくれる!家族というものを考えさせられる作品。2013/12/07

文庫フリーク@灯れ松明の火

323
【I WiSH/明日への扉ver】体育祭、米袋、ジャンプ走、たそがれを忘れた僕がいて、唐突な君の告白に、新たな僕が始まる。墓参り、大好きな、逝った兄、年齢だけは、いつか追い越して。これから歩んでいく僕の道、ポカリの君が指し示す。互いの家族、ふたりの内で、一歩踏み込んで話してみる。かさぶただらけ、とれない心、自分探しの旅始まる。いつの間にか、すきま空いた、心が離れていく。ふとした瞬間の、別れの言葉、くつがえらない、君の心。新たな恋は甘くて、気付かずにいた「俺たち」の意味。大切な誰かが解るとき、→続く2012/11/25

takaC

311
高校生編・大学生編前編・大学生編後編は楽しく読めたのだけど、新婚編はちょっと嫌いかも。もっと清々しく読み終われる方が良かったな。ところで小春の旧姓「上村」は「かみむら」なの?「うえむら」なの?自分は「かみむら」読みしてたけど。2012/10/15

くりきんとん99

263
やっぱり瀬尾さんワールド好きだなぁと再認識させられた。亮太と小春はベタベタしてないけど、それぞれ欠かせない、大切な存在だということが良くわかる。後半は、かなりハラハラさせられたけど、いつまでも二人で楽しく過ごしてほしい。2012/05/22

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