ECHOES―木霊

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344020573
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

過酷な世界を乗り切る「突破力」とはなにか?人の縁とはなにか。家族の絆をいかに深めるか。外国でどう働くか。そして困難な時代を生きるためには。ECHOESの熱き名曲とともに書き下ろす、体験的メッセージ。

目次

第1章 縁としがらみ
第2章 不思議は別に不思議でもなんでもない
第3章 白い仏
第4章 愛のあとにくるもの
第5章 移民論
第6章 元三大師
第7章 人間とはなんぞや
第8章 突破力
第9章 心のために
長いあとがき。 カッパドキアからフクシマへの旅

著者等紹介

辻仁成[ツジヒトナリ]
東京生まれ。1989年「ピアニシモ」ですばる文学賞、97年「海峡の光」で芥川賞、99年『白仏』の仏翻訳語版「ル・ブッダ・ブラン」で仏フェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。映画監督最新作は「Paris Tokyo Paysage」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rei

12
何がきっかけだったか辻さんのツイッターをちょくちょく見るようになり、その繊細な人柄の良さと料理上手なところに好感をもつようになりました。この本は離婚前のものでした…。それにしても「辻仁成」と検索すると「キモイ」とでてきます。どうにかならぬものか…(T_T)。ひどい。2016/05/29

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

9
図書館でタイトルに惹かれて借りた本。辻さんが在籍していたバンドECHOES。大好きだったし唯一ファンクラブに入ったバンド。章の最初と最後にバンド時代の歌詞が載っていて懐かしかった。でも内容のエッセイは頭の手術をした際に縁を感じたこと、仏教に傾倒していったこと、すべてが縁に導かれたというスピリチュアル系の内容だった。この内容にECHOESは必要だった?この本の出版に近いときにECHOESが集結して福島でライブをしたからなのかな?何を考えてるかわからないと書いてた奥さんとは離婚したし。辻さん、変わったね。2018/05/05

スノーシェルター

8
辻さんに、あまり良いイメージがなくて好きじゃなかったのだけれど、読み終えたらイメージが変わった。不思議な人だ。考えに共感できる。24時間じゃ足りないのに時計を気にしていると落ち着いていきていけない。付く・付かない。縁。縁がなかった...というのは重荷になった縁を置き去りにした言い訳にすぎない。しがらみではなく、縁。2012/01/25

ユカ

6
宗教の話が多め。縁を大事にする方らしい。嫌いな人とも何かの縁があったということ。確かに嫌いな人でも嫌いということで他の人と繋がったり(笑)、学ぶことがあったりもする。人付き合いに冷静になれました。2022/12/24

chisarunn

6
昔読んでいた作家さんなのだが、霊的体験とか暗合とかはついていけない。エッセイではなく小説に書けばいいのに、と思う。(もう書いてあって自分が知らないだけかもだが)2022/03/19

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