内容説明
他人とのコミュニケーション力が、最大の武器になる。独善的な仕事の果て、3年間仕事を干された奇才・押井守。虚しい日々の中から悟ったのは、「仕事は一人ではできない」というシンプルだが何よりも大切なことだった―。
目次
プロローグ なぜ「今」、この映画を監督するのか?
第1章 対話力―「企画会議」でしゃべり倒して、作品の世界観を創り上げる。
第2章 妄想力―「ロケハン」でリアルな風景を肉体に刻み、画面の中に空気を生み出す。
第3章 構築力―肉体と小道具の細部までの設定が、「キャラクター」の性格と人生を描く。
第4章 意識力―偶然は起こらないアニメーション。すべて意図的に「演出」する。
第5章 提示力―「音響」は雄弁に、作品の本質を語る。
第6章 同胞力―「音楽」が映像と融合した時、作品はより輝く。
第7章 選択力―悩み抜いた果てに出会った、運命的な「声」。
エピローグ 「痛み」だらけの人生だった。
著者等紹介
押井守[オシイマモル]
1951年東京生まれ。アニメーション・実写映画監督。『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』(84)、『機動警察パトレイバー劇場版』(89)など、数々の劇場作品を手がける。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)、『イノセンス』(2004)は、世界中の映画監督に影響を与えた。08年8月に『スカイ・クロラThe Sky Crawlers』が公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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