内容説明
電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく―片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。
著者等紹介
有川浩[アリカワヒロ]
高知県出身。2003年、『塩の街』で第10回電撃小説大賞“大賞”を受賞。受賞作に続き『空の中』『海の底』などの話題作を次々と発表、『図書館戦争』は「本の雑誌」2006年上半期ベスト1に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
664
映画をみて原作を読みたくなったので読んだ。阪急電車今津線の日常的な人との繋がりをリレー形式でつなげて一つの大きな話になっている展開で複数の話をよくここまで繋げられるなぁと思った。私も阪急電車沿線住民なので電車に恩返し出来るように日々アンテナを張って周りを見てみたいなぁ。2016/03/20
射手座の天使あきちゃん
630
「腹筋攣るかと思った」まさに、そんなひと駅毎の物語ですぅ! 寝とられた男の披露宴に純白のドレスで討ち入った翔子さん、孫にも初対面の女性にも厳しく「くだらない男ね やめておけば?」(彼氏はDV男)と諭す時江さん 男前な女性がいっぱい登場します。 そんな人達に出逢いに乗ってみたいな阪急電車! 好っきゃねん関西人!!あはは <(^_^;2010/04/06
佐々陽太朗(K.Tsubota)
596
物語のはじまりは「電車の中での恋のはじまり」。おぉ、流石は有川浩さん、たっぷり心を温めてもらおうと思った矢先に、次の場面では結婚を目前にして婚約相手に別の女と結婚すると言われた不幸な女が登場。しかも、その相手は友達だったというきつい話。どうなるんだこれは? 名も知らない行きずりの人からのひとこと。袖振り合うも多生の縁。それぞれの縁が人生を紡いでいく。ほのぼのしあわせな気分になれるオムニバス風小説でした。 2010/03/23
kishikan
593
ん、好いですねぇ。駅ごとに起きるドラマの中に、家族、友達、恋人、別れ、出逢い、それに喜怒哀楽とマナー違反へのたっぷりの皮肉。こうしたアイディアも良いけれど、車内、車窓、そして街の様子まで思わず想像させてしまう、巧みな表現力というか構想力がいいね!。2008/02/25
美紀ちゃん
584
かっこいい!!おばあさんも。女性みんな。自分の気持ちを正直に言葉にして行動できる。時には勇気も必要。そして温かい。良い本☆☆☆☆☆!2012/08/21