有頂天家族

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344013841
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

京都・糾ノ森に住む狸の名門・下鴨一家。狸界の長として君臨していた父・総一郎がある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去った。遺されたのは愛情深い母とそれぞれに欠点だらけの四兄弟。彼らは一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」、ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回る。新たに狸界を牛耳ろうとする従兄弟、人間に恋をして落ちぶれた天狗、空を自在に飛び回る美女も加わって、世紀の化かし合いがここに始まる。

内容説明

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。在学中の2003年に「太陽の塔」で第十五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」では第二十回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遥かなる想い

626
2008年本屋大賞第3位。 京都を舞台にした森見節が 健在。 狸と人間の化かし合いが 軽妙で、楽しい。 狸の四兄弟は人間の しがらみから解放されて 自由に飛びはねて生きていくが…弁天、海星、母… 凛とした女性たちと 「阿呆」な男たち…なぜか 懐かしさ、羨ましさを 感じる「阿呆」な世界だった。2015/05/23

射手座の天使あきちゃん

336
奇妙奇天烈、摩訶不思議 京都を舞台に天狗に狸、おまけに妖艶な人間まで・・・ 森見ワールト゜炸裂ですぅ。 p(^_^)q 恋に権力闘争に、そして家族愛に、狸たちのなんと人間らしい(?)こと 「面白きことは良きことかな」 爆笑でした!!。 2010/04/16

とら

295
「面白きことはよきことなり!」「これも阿呆の血からしむるところだ」もう清々しいほどに大雑把な、父からの教え。勿論これだけ自由奔放にしているのだから、めちゃくちゃな事も時にはする。個性が強い四兄弟。でもこうも言える。自分自身で世界を見て色々と勝手に吸収して、素の自分を作り上げていると。いつまでも生まれたまんまの自分なのだ。何者にも変えられない。そんな四兄弟は、強い。生真面目が、井の中の蛙が、問題児が、ちびがいたから、なんだ?四人集まれば、敵は無し、無敵である。久しぶりのモリミー節が心地良かったです。2014/02/02

kishikan

265
森見作品は初めてなのだが、なかなか面白い。エンターテイメント性がありながら、確たる主張もちりばめられているような・・・。それに京都の町が生き生きと描かれている。万城目といい森見といい、京大出身の若手作家が旬なのかしら。2008/01/05

mikea

245
先入観なく読みました。面白かった~!!狸や天狗がでてくる不思議なお話。蛙になった次兄、宿敵の金閣、銀閣など、皆キャラも個性的。夜は短し~よりもこちらの作品のほうが最初から入り込めました。兄弟仲良く・・・という父の願いや母の愛情など、家族愛、天狗の赤玉先生との師弟愛にじーんときちゃいます。2012/01/10

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