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欲望解剖

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344012639
  • NDC分類 141.74
  • Cコード C0095

内容説明

人間の根源に迫る「なぜ?」に、気鋭の脳科学者とマーケターが答える。

目次

第1章 脳科学の視点(脳の「開放性」が美人の定義を変化させている;遺伝子が思考や行動を左右する確率は50%にすぎない;脳に宿る多様性が文化の源である ほか)
第2章 マーケターの視点(ニーズをウォンツに、ウォンツをデマンドに変換する;他者の評価と「媒介としての欲望」;「根源としての欲望」があってはじめて人間であり得る ほか)
第3章 脳科学者VSマーケター(マーケティングとは何か;マーケティングは広大な空間に商品を流通させる術だった;消費スタイルが自己表現になり得る美しい消費 ほか)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学大学院物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)。著書『脳と仮想』(新潮社)で小林秀雄賞を受賞。2006年1月よりNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のキャスターを務める

田中洋[タナカヒロシ]
法政大学大学院ビジネススクール教授。1951年名古屋生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。電通入社後、IBMやネスレなどのマーケティング・ディレクターを務める。98年から現職。専門はマーケティング論、消費者行動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anco

13
「欲望」について脳科学とマーケティング両方の観点からアプローチして語られていました。テクノロジーの革新を漫然と受け入れるのではなく、誰に、どういう意味付けを行っていくのかということがマーケティングの基本的な働き。歴史に基づいた解説や哲学者からの引用などもあり興味深かったです。2017/09/02

Humbaba

8
現代は過去と比べれば非常に物質的に豊かな生活が可能となっている.そのため,マーケティングの重要性が高まっている.ただ必要な物を提供するだけでなく,人々の欲望を理解して,それを刺激し,購入したいという気持ちにまで持っていく必要がある.2013/03/23

SAGA

4
さらっと読める。マーケティングと脳が欲しがる仕組みについて簡単に書かれている。マーケティング論のとっかかりにはいいかも?2011/06/18

burkett

2
これまでマーケットにおける消費者の行動は「欲望」マーケティングでいうところの「欲求」で語られてきた。でも、人間の行動を動機付けるものは、心理的欲求、生理的欲求だけではない。学習や希望などが動機になる、という話。143ページと本自体が薄いが、内容はそれ以上にぺらぺら。それでもやっぱり田中洋さんの話はおもしろい箇所がいくつかあった。これを読んでもう一度『消費者行動論体系』を読もうと思った。茂木さんの話は…「脳」「クオリア」を絡めて話すのがやっぱり筋なんだろうけど、要らなかった。2010/10/20

shinjihm

1
より良いものを求めるという欲望。また、それを拡散するSNS。多様化している欲望について様々な視点から分析されているのがとても面白いです。マーケティングについてもわかりやすく説明されています。2015/07/06

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