内容説明
23歳で行政書士事務所を開業する著者。都内最年少の所長で、離婚や家庭内暴力など様々な相談の解決に東奔西走する彼女には、実は辛く悲しい凄惨な過去があった…。絶対音感を持ち、作文が得意だった普通の少女―家族にも学校にも見捨てられた彼女は、ついに自分で自分を見捨て、心も体もズタズタにしていく。何の希望もなく、こわれていく“私自身”。体重は36kgをきり、人生を諦め死を決意した時、生涯の師となる主治医と出会う。奇跡の生還をはたした彼女は、一人アフリカの大地を訪れる。そして、どんな人間をも見捨てずに包みこむ自然と宇宙の存在に気づき、決意する。「もう私は私を殺さない。生き抜く、そして幸せになる…」。「愛されない子」がすべての挫折から立直った衝撃の手記。
目次
リストカット(行政書士として;父親という悪魔;暴力教師と保健室登校 ほか)
愛(失恋とセックス;レイプ;キャバクラ嬢 ほか)
生還(境界性人格障害・摂食障害;主治医;カウンセリング成功 ほか)
著者等紹介
瀬戸しおり[セトシオリ]
1981年、海の見える地方都市に生まれる。2003年、合格率2.8%の行政書士試験合格。2005年、中央大学法学部法律学科卒業。同年行政書士事務所開業。離婚問題を主に、市民の身近なトラブル解決に日々尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くま
2
人から愛されたいと渇望し、激しく生きた後、どん底まで堕ちて、生還し、前向きに人生を歩んでいる著者にエールを送りたいです。2013/09/02
めーぷる林檎
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自分の過ごす環境がどれだけ恵まれているのかを改めて感じることができました…。私も何度も死にたいと思ったことがありましたが、しおりさんの乗り越えてきたものに比べたら、とても小さい壁でした。これからどんな壁にぶつかっても、頑張って立ち上がって、強く生きていきたいです!2013/10/11
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
0
重い内容だったけど普通じゃない話なので読めてよかった2012/03/31
ゆきちゃん
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なんかだめでした。2011/11/20