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瀕死のライオン〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344012042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本は何ができる国なのか?
北朝鮮ミサイル危機の現実と真実がここにある!

国家機密とされてきた自衛隊”特殊作戦部隊”の確固たる存在とその驚くべき実力。日本唯一の情報機関・内閣情報調査室の実情と抱えてきた苦悩。米国が水面下で企てる極東支配構想。そして語られることのなかった北朝鮮軍事情報・・・・・・。
5年間にわたる徹底取材を経て、今こそ日本人が読むべき情報小説(インテリジェンス)が誕生した!

内閣情報調査室が掴んだ情報。それは北朝鮮が国家の存亡を賭けて仕掛けてきた<日本隷属化作戦>の端緒だった。
核兵器の脅威を最大限に利用しようとする謀略への対抗措置を見つけられず混迷し続けた政府は、遂に日本の将来を賭けて決断を下す。
絡み合う陰謀、激変する世界情勢、国家のエゴ、保身に走る政治家、総理周辺に存在するスパイ・・・・・・交錯する様々な思惑の間隙を縫うように、秘められてきた部隊による日本が生き残るためのミッションが始まる。

内容説明

日本で初めて特殊作戦部隊を実現するために陸上自衛隊内に組織された“特殊作戦群”の指揮官である剣先巌は、少数精鋭でいかなる環境でもあらゆる任務を遂行する優れた戦士を一人でも多く作り上げることを目指し、常に苛烈な秘密訓練を行っていた。“特殊作戦群”正式隊員になるための教育・訓練課程にいる清田武も、当然のように肉体と精神がボロボロになる日々を送っていた。“特殊作戦群”同様に活動の一切が非公開である“内閣情報調査室”で29年間にわたり諜報活動に従事してきた真中紘太は、定年を数カ月後に控えたある日、韓国情報機関の幹部キムから北朝鮮の陰謀の端緒を掴む。彼は、その計画が日本人を“隷属化”するためのものであり、また総理周辺にそれに加担するスパイがいると告げた。真中は若くして内調の朝鮮半島班担当参事官(キャップ)に任命された廣瀬由実子とともに調査を開始するが…。国家危機管理(『宣戦布告』)、公安警察(『ZERO』)、外事警察(『CO』)―衝撃作を発表し続ける著者が、三年の徹底取材を元に描くエンターテインメント小説の決定版。

著者等紹介

麻生幾[アソウイク]
1960年大阪府生まれ。主な著書に『極秘捜査』『宣戦布告』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トト

4
ストーリー的には面白いのだが 登場人物になかなか感情移入が出来難い。そして 読み難い。2011/05/17

つゆこ

3
新しい作家を発掘しようと図書館で目について借りてきました。外事警察をテレビで見て感動したからです。でもハードル高かった…!む、難しい…。専門用語だらけだし、登場人物多いし…。とりあえず下には進みますが…。日本に自分の全然知らない組織があり、内容も秘密って…。この時代に!?とか思っちゃいました。訓練内容もフィクションなのか、ノンフィクションなのか、すごいですよね~。それだけでも読む価値はありかも。2015/04/26

猫草

3
日本のインテリジェンスはどうなっているのか謎と言うか-・・・ちゃんと機能しているのか常々疑問に思っている!フィクションであっても面白い!実戦場面が出てくるであろう下巻が楽しみ!2014/03/09

1040_jp

3
☆☆麻生幾はボクの好きな作家にきっちりとはいっているが 本作は読了するまでが結構苦痛で 何度か落ちようかと思った。好きで読んでてこれだから 初めて麻生作品を読む人はたまったもんじゃないだろうな と思う。今に始まったことではないが 今回は軍事・武器オタク描写がいやに鼻につき その上で不親切に持って回って進めるプロットにも違和感を感じた。総じて誰にも感情移入できず残念な評価である。 2010/10/04

遅筆堂

3
へたくそな文章だなあ。所々、「てにをは」が誤っているし、前後の文脈がおかしいところもある。それでも、そんなところを無視して読み続ければなんとなく面白くもなってくる。まだ読んでいる最中だけど、たぶん『エスピオナージ』の方が完成度高いだろうよ。2009/10/01

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