内容説明
結婚を意識しながらも、シングルライフを満喫する５人の男たち。そんな彼らの前に“運命の女”が突然現れ、やがて平凡な日常生活が崩れていく。
著者等紹介
黒田研二［クロダケンジ］
１９６９年１月１３日三重県生まれ。信州大学経済学部を卒業後、出版社勤務を経て、２０００年「ウェディング・ドレス」で第１６回メフィスト賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
28
色んな年代・立場の男性５人が感じる「結婚」…。エンタメ強いけど黒田研二さんなのでちゃんとミステリー要素も。少しずつつながっていく流れが面白かった。2016/01/29
zanta
20
339/12/31/2015 実にナマケモノなのだが、私は結婚したいと思ったことがなく、結婚したくないとも思ったことがない。その位結婚からは遠いところで生活して現在がある。その感覚のままで読むと最初は共感も持てないし、読みづらかった。しかし。怪しい人が現れて、繫がりが見えないけどありそうだと思ったとき、はまりこんでた。それぞれが安心できる所に戻ったし。一時登場する女性みんなを怪しんだのに、本当の犯人は見逃してた。面白かった。2015/12/31
きあら
14
女好き、アニメ好き、同性愛嗜好、パラサイトシングル、踏み切れない人の5人の男の結婚に対しての日常や考えが書かれた本だと思って読み始めたら、徐々にミステリーに移行し意外な展開へ。題名と内容がちょっと違う感じがしたり、とっ散らかった感は拭えないけど、個人的にはかなり楽しめた♪最後も上手く纏まって良かった。2020/01/07
horihori【レビューがたまって追っつかない】
10
女遊びが大きで縛られたくない35歳のナンパ男｡アニメマニアで二次元アイドルしか愛せない29歳の男｡同性愛嗜好をひた隠しにしている33歳の男｡身の回りの世話は母親に任せきりな42歳の男｡つき合っている女性との結婚に踏み切れない27歳の男｡結婚を躊躇う5人の男たちの周りで､急に起こった恋愛沙汰｡男たちの結婚から逃げるあの手この手の言い訳に手に汗握る攻防と､衝撃のラスト｡42歳の男が家を出たところで､顛末が読めてしまったのが､残念｡だけど､ちょっとざまぁみろって思ったりして｡結婚に対する男性心理を知るにいい｡ 2008/07/20
星野
10
読みやすくてすらすら読めた。５人の結婚していない訳あり男性がかわりばんこに語り手になる手法が面白い。人々がひょんなことから繋がりあう様が愉快。途中からちょっとそれは無理すぎやろ、的な展開になって若干リアリティには欠けるけど…まぁ、これはこれでいいのかな？(笑)2013/01/14
