永遠の旅行者 〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344010123
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

30
はっきり言って面白くない。しかしアメリカの実情の一部と税金関連のことを知ることができ参考になる。知識欲を多少満たしてくれる。2018/04/11

冬木楼 fuyukirou

16
住所を定めない事で納税義務から解放された生き方をするPTのお話。眞鍋くんが事件にかかわって行くところはすんなり読んでいたけど、あとから明かされた天使の周りで起きた事件は強引な展開だなと思った。眞鍋くんはハワイ、アメリカ、日本、香港を自由に行き来するし料理もお手の物。強欲な性格ではないし信頼できる友人が海外にも国内にもいる。こういう生き方もあるのかと興味深いが、自分では還る場所がないのは怖いので無理。2016/05/04

ペトロトキシン

13
タイトルにまでなってる永遠の旅行者を表現してるPTの扱いが完全に無視され気味なのはどうなんだろう。もっと上手く料理できたんじゃないの?ミステリー的な部分は、かなり後付けっぽい。税金関係(マネーロンダリングとか)の詳細な記述は解りにくいが(私がバカなだけかもしれんけど……)、そこら辺は無視して読んでも何とかなるんじゃないかな。とりあえずハワイには住みたくなった。2014/09/15

gokuri

4
相続税や課税のがれの仕組みなど、筆者の面目躍如といったところか。でも後半は、動機付けや背景を苦労して積み上げた分、少し展開がにぶくなって普通の小説になってしまった感はある。全体としては読み応えのある長編に仕上がっていると思う。2014/10/12

たに

3
★4 まゆは快方に向かっていたが、幼い頃母を殺された事件の闇はなお彼女を苦しめていた。その後、騏一郎の死期も迫る中、悠介の居場所にも近付いてゆき… 長井が全ての根源ですか。しかし数奇な運命を。全体的に綺麗な表現の仕方をしており、やけに詳細なまわりくどい説明も多い。 良い結末だった。2016/11/05

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