内容説明
一日一語、口にするだけで綺麗になる３６５の言葉。
目次
四月朔日
曙
蘖
花舞小枝
花明かり
酣
青二才
花筏
山笑う
お洒落〔ほか〕
著者等紹介
山下景子［ヤマシタケイコ］
兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子短期大学国文科卒。神戸市在住。音楽教室講師。「北海道・北の讃歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」など、作詞作曲で数々の賞を受賞。夢子というハンドルネームで、メールマガジン「センスを磨き、幸せを呼ぶ 夢の言の葉」を発行中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴れの国のにっしぃ
28
以前ブームになっていた頃から気にはなっていたのですが読みそびれていました。ブックオフで見つけて購入しました。一日に一つずつ３６５語の美しい言葉たち。言葉は生きているものだと思うので、時代によって変化していくのは仕方ないものだとは思っていますが、この本を読むと改めて古から伝わってきた日本語の美しさを確認できた気がします。こうして活字にすると美しさが際立ちます。どうやってこの美しい日本語を次の世代に伝えて行くか、課題は大きいですね。2010/10/20
呉藍
20
日本語ってどうしてこんなにキラキラと輝くんだろう。３６５個の単語たちを、小話とともに紹介。耳にしたことあるものから、それってなあにと思うものまでいろいろですが、共通して思うのはやはり古からの日本人は感性豊かなのだなあと。“景色”や“時間”、“感情”などを鮮やかに表現しています。私たちはそんな宝物のような言葉を、大切に出来ているんだろうか……少し疑問。守れるものを守っていきたいな。2011/04/23
浅葱＠
14
言葉の持つ情景の豊かさ。響きのきれいさに心が解けていくような気持ちになります。日本語の奥深さにしんとしてしまう。現代人が忘れている宝物がここにありました。今日、６月１４日は「車前草」。オオバコのこと。（おおばこと入力すると→車前草と出ました。すごい!!）「漢方薬にもなり、どこの道端にでも生えるこの草は、草や人に踏まれても、踏まれても、たくましく育ちます。でも、踏まれなければ、絶えてしまうのだそうです。……。強さと弱さは隣り合わせ。それだけは覚えておいたほうがよさそうです。」2013/06/14
ルル
10
緑茶を横に読む本ですね^^2014/11/22
まるちゃん
9
[図書館を活用しよう]の初心に戻る本のイベントのために読みました。季節の言葉などの素敵な日本語を、意味や成り立ちなどを4月1日から毎日1ページ紹介されています。今回は一気に読みましたが、毎日その日の言葉や好きな言葉を読むと、ゆったりとした気持ちになれるだろうなと思います。2013/10/28
