内容説明
もし、あなたがずっとやってきた仕事について、「私なら半分の値段で、品質も同じか、ちょっと上のレベルのものを提供しますよ」という競争相手が突然現われたら、あなたはどんな手を打てばいいのか。答えは簡単。品質を飛躍的に向上させる「稼ぐ人」になるか、給与を下げて「安い人」になるか、競争から脱落して「余る人」になるか、のいずれかしかないのである。本書には、「余る人」に甘んじるか、それとも「稼ぐ人」になるか。その明暗を分けるヒントが隠されている。
目次
第1章 逆境をチャンスに変える
第2章 人の気持ちを動かす
第3章 現実を直視する
第4章 創造するための場をつくる
第5章 学習に自己投資する
第6章 変化して成功し続ける
著者等紹介
キャメル・ヤマモト[キャメルヤマモト]
本名・山本成一。1956年東京生まれ。東京大学法学部卒。外務省入省。エジプト、英国、サウジアラビアおよび東京に勤務。その間、オックスフォード大学セントアントニカレッジ特別コース、青山学院大学国際政経学部大学院MBAなどの学位をとる。外務省退職後、ヘイ・グループに入社。のち、ワトソンワイアットに転じ、日米両国で活動。本年7月からは中国に活動拠点を移す予定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
1
シリコンバレーのプロフェッショナルは、自分の考えで攻める。「わが社がやるべきこと」「自分が責任を持ってやりたいこと」を、簡素に言い切る。情熱と勇気をもって「これをやりたい。やればいい」と言い切る。「やりたいことは何か」がはっきり伝わると、評価は高い。自分の考えが無い人は、情報が少ない。人と同じ情報しかなければ、同じ考えしか浮かんでこない。自分の考えがある人は、情報、経験が多く、それを合成して新しい考えを創り出す。アイデアやコンセプトをどんどん出る人は、先天的な才能があるわけではなく、誰よりも努力している。2013/04/28
シルベスタ
0
マイカンパニーを目指す!(40点)2013/08/11
まこ
0
日本のサラリーマンとシリコンバレーの企業精神おおせいの人の比較。 陽のしたたかさを持つシリコンバレーと安い人件費の中国にはさまれている日本。余る人にならないためにはのヒント2012/12/03
T坊主
0
私も何回か転職をして26歳に自分の性格に合った仕事に就きました。年収は1000万にはいきませんでしたが、充実感はあったし、海外駐在はしたし。やはり目標を持ってやる事は大切です。2011/12/12
ikeda-cpa
0
いい本ですね。パフォーマンスをあげるためには何をしたら良いのかと考えます。私も将来に対して投資をしないとと思います。2010/12/25