内容説明
店をなくしたパイ職人エドは、デブネコとともに街へ。そこで彼らを待っていたのは?英語なのに、なぜか読める。詳しい解説+“be”の役割がよく分かる「英語のおやつ」つき。
著者等紹介
向山貴彦[ムコウヤマタカヒコ]
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。作家。製作集団スタジオ・エトセトラを創設。デビュー作『童話物語』(幻冬舎文庫)は、ハイ・ファンタジーの傑作として各紙誌から絶賛された
たかしまてつを[タカシマテツオ]
1967年愛知県生まれ。フリーイラストレーターとして、雑誌等で活躍。1999年イタリアのボローニャ国際絵本原画展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこまんま
35
なんてこった!災難続きのエド、これからいったいどうなるのか、続きを読まないわけにはいかない。それにしても、エド、飼ってるネコに名前くらいつけてやれよ・・・・・。私は脳内で「マツコ」と変換しています。2016/07/13
禿童子
29
不幸の後にチャンスが来るが、しかし...。敵役が登場する点に先の展開がおぼろげながら見えてくる章。英語を意識せずに読み進めることができるのでグッド。"dove the ground"(地面に跳び出した)が引っかかった[doveはdiveの過去形]。"studied Ed from head to too"(エドを頭から足の先までしげしげと眺めた)の"study"の使い方は初めて見た。見慣れた単語でも知らない使われ方をすると戸惑う。2023/07/19
HiroNuma7
25
BigFatCatシリーズ第2弾。前作で、お店兼自宅を失った主人公エド。全てを失った主人公に残っているのは、大きな太った猫1匹。新天地で、お店を持つことを夢見る主人公が出会ったのは、ライバル?今回のラストも衝撃的な展開が待っています。エドとBigFatCatの仲は、まだ良くありませんが、今後良くなるのでしょうか。気になります。前回より少しだけ背伸びした文章で構成されているため、無理なく読み進められます。ボリュームは少ないですが、英文の物語を読むことが苦手な読者には丁度良い量だと思います。2016/09/16
Lee Dragon
22
This is a tragedy.Ed is miserable. I want him to be happy. He just wants to run pie shop. I guess this unfortunate comes from big fat cat. Coincidentally the color of cat seems black.I look forward to reading next story.2015/11/24
junkty@灯れ松明の火
20
店を失ったエドに更に追討ちのような出来事が。捨てる神あれば拾う神あり…と思いきやまさかの展開。もともとは英語の学習用に読み始たシリーズですが、純粋に話が面白い。続きが気になる〜!2012/02/29