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白銀を踏み荒らせ

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344001718
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日本人選手を妨害するのは誰だ!?栄光とは無縁の日本アルペンスキー界だったが、天才・石野兄弟の出現で表彰台を狙えるところまでやってきた。しかし兄の石野ケビンが競技中に事故死。弟マークはそのショックからスランプに陥った。メンタルコーチに雇われた元柔道金メダリスト望月篠子は、マークの不安を取り去るため、ケビンの事故の真相を調べるが…。アルペンスキー界の底知れぬ闇にメンタルコーチ望月篠子が挑む。『虚貌』の著者が切り拓くスポーツミステリーの新境地。

著者等紹介

雫井脩介[シズクイシュウスケ]
1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作「栄光一途」でデビュー。他の著書にクライム・ノベルの傑作『虚貌』がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

63
篠子と深紅。まあまあ面白い、2016/06/16

Rin

57
【図書館】篠子と深紅のスポーツミステリ。今回はアルペンスキーの世界。ルールやアルペンスキー自体に詳しくない私でも分かりやすく描かれていて読みやすかった。深紅の性格が本当に楽しくて、彼女のお陰で物語が重苦しくならずにテンポよく進んでくれる。スポーツが国や人種の優劣を競ったり、判断する材料のようになってしまう。少し現実離れしている部分もあったけど、影や陰謀なども見えて楽しめた。スポーツの種目によっては人種、国にとっての誇りもあるだろうし、守りたいという気持ちもあると思うけど純粋に競ってこその爽快感ですね。2016/10/15

りちゃ

11
栄光一途の続編。舞台は柔道界からスキー界へ。今回は肌の色、人種差別。やっぱり、こういうのあるのだろうか?深紅がいいキャラ。次なる篠子の活躍の場はどこ?2017/12/20

白い風

9
★★★アルペンスキー界の闇に迫るミステリ。でもミステリって云うよりスパイ物のSFに近いかも。内容はともかく読みやすい作品でした。ただワクワクドキドキ感は少なかったですね。2010/11/21

サゴ

9
スキー競技中に亡くなった双子の兄。その死を乗り越えられず、成績を伸ばせない弟。メンタルトレーニングを担当することになった篠子は、事件に巻き込まれていく。気負わず読める娯楽小説。武道の達人女子2人の、アクロバティックな動きがいい。2010/03/25

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